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"取材拒否"で絶望の霧島、賜杯を抱き涙した若隆景の歓喜——優勝決定戦の土俵が分けた、天国と地獄

"取材拒否"で絶望の霧島、賜杯を抱き涙した若隆景の歓喜——優勝決定戦の土俵が分けた、天国と地獄

相撲協会公式サイトより

大相撲夏場所の千秋楽で、大関・霧島(30)と優勝決定戦を制した小結・若隆景(31)の明暗が浮き彫りとなった。

今場所は横綱・豊昇龍、大の里、大関・琴桜、安青錦の2横綱2大関が不在という異例の事態。その"空洞"を埋めるように闘いが激化し、14日目終了時点で3敗の霧島・若隆景に加え、4敗の義ノ富士、伯乃富士、宇良、琴栄峰、藤凌駕の平幕5人にまで優勝の可能性が残った。

千秋楽がこれほどの混戦となるのは、2015年夏場所以来11年ぶりの大波乱だった。

14日目・霧島の"取材拒否"が示した深刻な精神状態

全国紙の相撲担当記者が言う。

「混戦ドラマの発端はまさに終盤の14日目にあった。単独首位を走っていた霧島が、平幕・伯乃富士に寄り倒されて痛恨の3敗目。花道を引き揚げてくるや、テレビモニター台を叩いた。さらに風呂の最中に付け人を通じて今場所で初めて取材を断った。普段は負けても取材に対応していただけに、この"取材拒否"は異例中の異例。ショックの深刻さが全身から滲み出ていました」

大関に復帰した霧島にとって、今場所は連覇がかかる重要な場所。それだけに、平幕相手に喫した3敗目の痛みは計り知れなかった。後に武蔵川親方は「霧島は10日目に正代に負けた一番からリズムが狂った」と指摘している。

千秋楽・決定戦が暴いた"実力差"の現実

千秋楽。霧島は宇良を、若隆景は藤凌駕を下し、ともに3敗を死守。運命の優勝決定戦へ。しかし結果は一方的だった。

「若隆景が立ち合いから低く鋭く踏み込み、霧島を押し出しで圧倒。『悔いの残らないようにいい相撲を取ろうと思った』とのちに語った通りの完勝だった。霧島は連覇を逃し、万事休す。同じく試合後に『自分の相撲を取れず負けちゃったので悔しい』と絞り出すように語ったほどでした」(同)

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配信元: 週刊実話WEB

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