春先の熱中症が危ない理由、知ってた?
近年、日本では「夏日」「真夏日」「猛暑日」の日数が年々増加しており、熱中症患者数も深刻な社会問題となっています。特に注目したいのが、体がまだ暑さに慣れていない春先の「季節外れの熱中症」。気候変動によって4〜5月から急に気温が上がるケースも増えており、夏本番を待たずに熱中症になるリスクが高まっています。
熱中症とは、体が熱を外へ逃がせず体温が上昇することで起こる様々な不調のこと。通常は発汗などで体温を調節する機能が働くのですが、急に暑くなると体がその変化についていけず、うまく熱を放出できなくなってしまいます。
冬の汗腺は冬眠状態…発汗まで約4分のタイムラグが!
アース製薬が20〜50代男性6名に行った「季節別の発汗機能比較」試験によると、冬の体は夏に比べて、発汗スイッチが入るまでに約4分もタイムラグがあることが判明しました。冬の間に汗をかく機会が減ることで汗腺の機能が低下し、冬眠状態に陥っているためと考えられます。
春先に急に気温が上がっても、この状態の体では冷却が追いつかず、熱が体内にこもってしまう。これが春先の熱中症が起きやすい大きな原因なんです。