誰を呼ぶかは、いつも私が決めていた
学生時代から続くグループでした。集まりの日程も、店選びも、私の一言で動かせる。そう信じて疑いませんでした。それなのに。あの子が他の子と2人で写っている画像が回ってきてから、私はその名前を画面で探さなくなりました。あの子から、メッセージが届きます。
「今度のランチ、いつにする?」
読んではいる。でも、返さない。別の話題を続けながら、それくらいは許されると思っていたのです。
送った一言は、いつもの合図のはずだった
別のチャットで、私はこのように打ちました。
「あいつはいいよ笑 呼ばなくて笑」
いつもなら、すぐに短い返事や相づちが並ぶところです。次の集まりから、あの子の名前はそっと消える。それだけのことのはずでした。でも、その日は違いました。読まれてはいるはずなのに、画面はそのまま動きません。
