1対1で、と決めた交換
この作品を追いかけて、もう7年になります。同じ熱量で語れるフォロワーは貴重で、そのうちの一人と交換の話が持ち上がりました。私が交換の募集を投稿すると、すぐにダイレクトメッセージが届いたのです。
「はじめまして。私のアクスタと1対1で交換してもらえませんか」
丁寧な文面だったので、こちらも気持ちよく「はい、それでお願いします」と返しました。
お互いの推しは違いますが、ずっと探していたものを持っている相手でした。発送はどちらが先かという話になり、私が先に送ることになりました。
疑う理由もありません。きれいに梱包して、ひとこと添えて送り出したのです。
「届きました」のあとに続いた要求
二日後、相手から通知が届きました。無事に着いたお礼だと思って開くと、文面の空気が変わっていました。
「届きました。でもこれ、再販されたものですよね」
たしかに私のアクスタは、少し前に再販がありました。けれど交換を決めたとき、レートの話は一度も出ていません。続けて届いたメッセージを見て、言葉の意味をのみ込むのに時間がかかりました。
「もう1個付けてもらえませんか」
私のぶんは、もう相手の手元にあります。先に送ったほうが、こうして条件を上書きされるのか。納得のいかなさが、じわじわと広がっていきました。
