スタッフが道場の新鮮な姿にニタニタ!?
確かに今回の映画には里見浩太朗さんや角野卓造さん、前田吟さん、石黒賢さん、柄本明さんといったそうそうたるキャリアの方々が出演されていますね。
そうなんですよ。
里見浩太朗さんや前田吟さんといった圧倒的に年もキャリアも上の方々と同じフレームの中に入ってみたいってことを、僕は今回のストーリーが決まる前から強くリクエストしていたんです。石黒賢ちゃんも年下ではありますけど、道場に対して「違います」とテレビドラマの中では言われていないような否定を向ける役どころを担ってくれていますし。
もしかしたらテレビだと「ちょっとこれ何か面倒くさい話だな」っていう展開にも捉えられるかもしれないですけど、さっきも言ったように映画だともう画面から目をそらせないわけだから(笑)。
特に柄本さんとのシーンは大迫力だと思います。
そのシーンを現場で見ていたスタッフは「あの道場が怒られているよ」って、なんかニヤニヤしていましたね(笑)。
そうした今回の物語を支えるのが愛媛の壮大な景色やスポット、グルメでした。特に印象に残っているものは何ですか?
全てですけど、1番はやっぱり道後温泉です。
3000年の歴史がある場所ですから。
どれだけの人間がそこにいろいろな思いを持って来ていたんだろうって思いますよね。けがを治しにきていたのか、癒やしを求めてきたのか、喜びにあふれていたのか……。そういう意味でも松山の奥道後、あの辺りは人の気配みたいなものがものすごく濃厚でした。 あとは瀬戸内海も街中もきれいで、歌人やアーティストがそこで何かを作りたくなる気持ちが分かったような気がします。
あと鯛がびっくりするぐらいにおいしかった!
瀬戸内には渦潮ができるじゃないですか。そういう中で育つ魚っていうのは、やっぱりおいしくなるんですかね。魚は何を食べても絶品だったし、あと柑橘もみずみずしくて。
本当に驚くほど豊かな土地だなと思いました。
大阪では“オモロいおっちゃん”きっかけで事件が始まる!?
内藤さんは大阪府の出身ですが、もしも道場が大阪に行ったとしたらどのスポットを巡ると思いますか?
なんやろうなぁ……まずは俺の母校かな。
大阪星光学院っていう大阪1賢い学校を道場に見せたいですね。俺、偏差値75とかある学校に通っていたんだよって(笑)。
王道で言うと、やっぱり道頓堀や通天閣かな。
道場が行くところって、今回の映画で言えば松山の奥道後のような自然が作る絶景のところが多いんですよ。
でも大阪は商人の街で、人間が作った絶景だと思うんです。千日前や黒門市場といった辺りも歩いてみたらおもしろそうですよね。
あと大阪は淀川や大阪城のお堀といった水の街でもあるんだよ。ごった返したエネルギーがあるあの場所を歩く道場に「兄ちゃん兄ちゃん」ってオモロいおっちゃんが寄ってきて、そこから何かが展開していきそうな感じがあるというか。考えただけで、どんなストーリーが生まれるかなって思いますね。
何だか、ものすごい事件が起こりそうですね。
確かに起きそうやね(笑)。でも、いい人がいっぱい助けてもくれそうでもある。今のところ「旅情」ってことでどうしてもロケは景勝地が多いけど、大阪のような作られた絶景がある場所もいつかはって気がしているんですよ。
ほかには例えば長崎や、違った意味では沖縄も。
風景だけではない文化が息づく場所でもすごくおもしろいものができるような気がしているんです。

