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フットボールアワー、今年の単独ライブは“完全新作”で挑む! 賞レース審査員としての矜持も「2人が織りなす漫才を見ていただきたい」

ずっとギスギスしながらやってきた

2010年以降、単独ライブを行っていなかった理由についても、率直に語られました。後藤は、「続けといたらよかったっていうのが本音」と吐露。しかし、若手の劇場からなんばグランド花月、そしてテレビへと活動の幅を広げていくなかで、「単独ライブっていうのは“ある時期にやるもの”だというのは多少なりともあった」と当時の感覚を振り返ります。

岩尾も「そのために時間も労力も使うので、テレビとか他の活動に時間を使ったほうがいいんじゃないですか、みたいな」と当時のスタッフ陣の方針にも触れ、「僕らの間で『やめとこか』とかいう話もせずに、気づいたら15年空いてた」と話しました。

さらに、「単独をやってたときも、ずっとギスギスしながらやってたんで」と笑いを交えながら、コンビの関係性にも言及します。後藤も「(今も)ギスギス0(ゼロ)ではないと思いますよ」と認め、「楽屋とかではしゃべらない。そのぶんを板の上でしゃべってるっていうのはある」とのこと。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

現在は“仲良しコンビ”が注目される風潮がありますが、当時は「それがカッコいいと思ってたし、そうするもんやと思ってやってた」と岩尾。最近は、周囲から「仲良くなってますよね」と言われることもあるそうで、「まあ年齢も重ねて、自然と変わってきてるのかなとは思いますけど」と言えば、後藤が「むかし、どんだけ仲悪く見えててん」とツッコミを入れて笑わせました。

「そういうところはやっとかなあかんな」

また、後藤は「むかしは2時間半やろうが、動きのあるコントが何本続こうが、しんどいと思ったことなかったんですけど、久しぶりにやったらしんどいんですよね」と歳を重ねたことによる変化も率直に告白。「着替えては出ていく、その繰り返しがしんどすぎるから、このネタの時点で2時間超えてたら、(用意したネタが終わっていなくても)途中で判断してもええんちゃうか、という話もしてた」と振り返ります。

それでも最終的には「もうここまで来たから全部やろう」と完走。今年は「『全然いけるやん』とか若返ってるかも」と“単独の筋肉”が戻ってきている手応えを語ります。

賞レースの審査員や司会を務めることが増えるなか、若手から影響を受けることはあるかと聞かれると、「影響という言葉が合うかどうかわからないですけど」と前置きした後藤は、「芸人の数が増えれば増えるほど、ネタの数が増える。『これ、誰かやってなかったかな?』『ちょっと調べよか』っていうのはありますね」と、ネタ被りへの警戒感を口にしました。

さらに、「僕らが審査してるけど、ある部分では僕らのほうが劣ってるっていうところも実際はあるでしょうから」と冷静な分析も。岩尾も、「(審査員を)やるからには、自分らもおろそかにしないでちゃんとウケているとか、そういうところはやっとかなあかんなと思います」と、プレイヤーとしての矜持をのぞかせました。

配信元: FANY Magazine

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