「漫才がやりたいからやってる」
ライブの見どころは、ズバリ、“ネタをたっぷり見られること”。岩尾は「単独でおろすときは30分近くなってしまう漫才もあった」そうで、「(寄席やテレビでやるまでに)ギュッとする前のそのままの状態を、たっぷり見られるのはこのライブならでは」とアピールします。後藤は「コンビの2人ともが漫才の審査員をやってるコンビって、あんまりいないらしい」とし、「その2人が織りなす漫才を見ていただきたい」と胸を張りました。
終盤では、20年以上漫才を続ける理由についてもトーク。後藤はコロナ禍を振り返り、「(漫才が)好きということが一つあるんでしょうが、真面目な話をすると、テレビの収録がいっさいなくなったときに『自分は何屋さんなのか』って思った」と明かします。
「テレビのタレントっていうたって、こういうことあったら、いっさいなくなんねや。じゃあ、自分は何のプロやと思って、僕は『漫才師です』と。それで続けてるっていうとこもあるかもしれない」
岩尾は、「漫才とかネタに関しては、ほんまに僕らだけで完結する」とテレビとの違いを説明。「劇場もとか、漫才も、という感覚じゃなく、もっと『これがやりたいからやってる』になってきましたかね」と語りました。

「ザ・ぼんちはすげえな、と」
目指す漫才師像について問われると、後藤は「なかなか『この人みたいに』って出てこないし、なれなくていいと思う」としつつ、オール阪神・巨人の名前を挙げます。
「しゃべるスピードとか声の張り、すごいなぁとやっぱ思います。ちゃんとやってたら、あの年齢になってもできるんやと。それを先輩方は見せてくれてる」
そして、自分たちも「『フットボールアワー』っていう名前がバンって出て、センターマイクに行くまでにもうお客さん笑うてもうてる。そうなれたらいいですね」と目標を掲げました。
岩尾はザ・ぼんちの精力的な活動に触れ、「あのキャリア、あの年齢になってもめちゃくちゃアグレッシブに動いてはる。そうあらなあかんなと思います」とコメントすると、後藤も、「テレビの収録で『おさむちゃんでーす!』を10分ぐらいやってた。あの年になってそれをずっとやってるの、すげえなと思いますね」と称賛を送っていました。