「気づいたら、買うつもりのなかったものまでカゴに入っていて……」と振り返るのはSさん(46歳・パート勤務)。スーパーへ行くたびに、割引シールの貼られた惣菜や菓子パンへ自然と手が伸びるのが、いつしか当たり前になっていたそうです。安いなら、買っておこう。その小さな判断の積み重ねが、知らず知らずのうちに食生活を変えていたといいます。そこでSさんが見直したのは“買い物の仕方そのもの”でした。
“安いから買う”が習慣になっていた
「食べたいかどうかより、安いかどうかで決めていました」というSさん。割引シールを見ると、「今買わないともったいない」という気持ちがスイッチのように入っていたそうです。気づけば、今日使う予定のないものまでカゴへ。
そこで始めたのが、「買い物メモに書いたもの以外は買わない」 というシンプルなルール。スーパーへ入る前にリストを作り、それ以外には手を伸ばさないと決めました。衝動的にカゴへ入れる機会が減ると、自然と食べる量も落ち着いていったそうです。
特売日の“まとめ買い”をやめた
安売りのたびに「どうせ食べるから」とまとめて買い込んでいたSさん。冷凍庫も食品棚も、いつもパンパンな状態でした。「家にあると、結局食べちゃうんですよね」——でも実際には、食べるつもりのまま置かれ続けるものが少なくありませんでした。

▲必要な分だけ買うようにしたら、冷蔵庫に自然と余裕が生まれたそう
そこで意識し始めたのが、“今週中に使い切れる分だけ買う”という こと。冷凍庫や棚に余裕を残すようにしたといいます。手の届く場所に食べ物がある状態は、それだけで摂取量に影響しやすいもの。視界に入らなければ、食べない。それだけのことが、大きな変化につながったそうです。
