●AIを使ってみたけれど、なんだか疲れる?
「困ったら、まずはAIに聞いてみる」なんて話も耳にする今日この頃。ところが、いざAIとの会話を始めてみると「思ったより使いづらいな」と感じた人もいるのでは。ちょっとした質問のつもりが長々と説明されたり、雑談したいだけなのに延々とアドバイスされたり……。
実はこれ、決して珍しいことではありません。生成AIは、初期状態では「できるだけ多くの人に役立つように」設計されています。そのため、人によっては堅苦しく感じるなど、距離感が合わないケースもあるものです。AIも、設定を調整することでぐっと使いやすくなります。そこで活用したいのが「カスタム指示」です。
●カスタム指示で自分に合った相棒に育てよう
今回ご紹介する「カスタム指示」は、AIに対して「どんなふうに話してほしいか」をあらかじめ伝えておく機能です。
例えば、「敬語を使わずフランクに話してほしい」「専門用語をできるだけ使わないでほしい」「励ましよりも客観的な意見を重視してほしい」といった希望を設定できます。一度設定しておけば、毎回同じ説明を繰り返す必要はありません。
少し大げさに言えば、カスタム指示はAIの「性格設定」のようなもの。人間とは違い、AIには決まった性格がありません。ユーザーが望む性格や振る舞いを伝えることで、理想の相棒を作り出すことができる、というわけです。もちろん本当に性格があるわけではありませんが、話し方や考え方の傾向が変わるため、同じ質問をしても返答の内容はガラッと変わります。
生成AIを使いこなすコツは、高度なテクニックを覚えることではなく、自分に合った設定を見つけることといっても過言ではないかもしれません。

