楽天が保有しているプロ野球球団『東北楽天ゴールデンイーグルス』を手放す方向で最終調整に入った。引き受け先は、三木谷浩史オーナー(61)の盟友・藤田晋氏(53)率いるサイバーエージェント。さらに、びっくり仰天の「大魔神監督」誕生か!?
吉井氏の緊急登板とくすぶる大魔神政権論
サッカーのW杯北中米大会が6月12日に開幕し、日本のスポーツ界は「サムライブルー」一色に。このタイミングを待っていたかのように球団売却を加速させたのが、楽天の三木谷浩史オーナーだ。
楽天球団は6月10日、「監督人事に関して」と題したプレスリリースを緊急で流し、「三木肇監督(49)が休養し、塩川達也ヘッドコーチが代理監督として試合の指揮を執る」と発表した。
楽天の監督交代自体は珍しいことではないが、シーズン途中の交代は2018年6月に梨田昌孝監督が辞任して以来。しかも、リリースが流れたのが深夜1時だった。球団内の慌ただしい動きが見て取れる。
結局、その後に監督に決まったのが前ロッテ監督の吉井理人氏(61)。三木監督休養からわずか6日というスピード人事で、6月19日のロッテ戦から指揮を執ることになった。だが、これはあくまで今季限りの"緊急登板"というのが球界の見方だ。
「シーズン途中の外部招聘はチーム再建のための一時的な措置に過ぎません。本当の勝負は来季の監督人事です。そんな中で横浜ベイスターズ、MLBのマリナーズで活躍した佐々木主浩氏(58)の名前が今も水面下でくすぶっています。東北福祉大の出身で、佐々木氏の直系の後輩である塩川達也ヘッドコーチが監督代行を務めたときから"大魔神政権"への布石との見方が浮上し、吉井監督に就任した現在も待望論が球団内に残っているのです」(楽天担当記者)
ちなみに、三木谷オーナーは歴代監督10人のうち、計6人をたった1年でクビにした経歴の持ち主。その一方で名球会の副理事長でもある佐々木氏が、容易にオファーを受けるとは考え難いが、「可能性は大いにある」との声もある。先の番記者の話には、以下のような続きがあるからだ。
「今回の監督解任には、楽天球団の身売りが絡んでいる。三木谷オーナーとサイバーエージェント(以下、サイバー社)会長の藤田晋氏との間で、譲渡交渉が最終調整に入ったとの情報があるのです。その藤田氏が推している来季監督が"大魔神"佐々木氏でした」
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"馬主・藤田晋"を支える大魔神の相馬眼
近年の藤田氏は「最強の個人馬主」のイメージが色濃い。ゲームソフト『ウマ娘』の大ヒットに合わせ、JRAの個人馬主に登録し、'22年のセレクトセールにおいて1億780万円で競り落としたのが、あの名馬フォーエバーヤング(矢作芳人厩舎)。
世界最高峰のGⅠレース「ブリーダーズカップ・クラシック」(米国)も制覇し、世界最高賞金(1着約16億円)の「サウジカップ」も2年連続で優勝。5歳馬にして総獲得賞金は約49億3699万円。6月の宝塚記念に出走したシンエンペラー、重賞レースで活躍するエリキング、ボンドガール、ソンシなども、藤田氏の持ち馬だ。
その馬主・藤田氏の「指南役」が佐々木氏だという。『ウマ娘』にも登場するシュヴァルグラン(ジャパンカップ)、ヴィルシーナ(ヴィクトリアマイル)マジンプロスパー(CBC賞)などのオーナーだ。
両氏は、サイバー社傘下のABEMA(インターネットテレビ)の麻雀企画で知り合い、一緒に競走馬のセリやセレクトセールへ出向く仲に。高額な競走馬を競り合うライバルでありながら、良き相談相手として良好な関係を築いている。
「JRAの矢作芳人調教師や武豊騎手を紹介したのも大魔神。食事やゴルフを共にすることもたびたび。藤田氏にとって佐々木氏は敬愛する友人であり、馬の能力や素質を見抜く師匠。その相馬眼を野球に活かしてもらおうと考えているのでしょう」(スポーツ紙記者)
佐々木氏は、東北楽天の本拠地・仙台市の出身。東北高校、東北福祉大に進み、1989年のドラフト1位で大洋(現横浜DeNA)に入団した。生粋の仙台人で、ファンの佐々木監督待望論はどこよりも大きい。
