麻辣湯ブームが幅広い客層の開拓に貢献
背景には、町中華ブームに加えて昨今の麻辣湯をはじめとした「町中華の価格で食べられる本格的な中華料理」=ガチ中華ブームの影響もある。麻辣湯は、学生層や健康志向の女性層などからの支持を得ており、幅広い顧客層の開拓にも成功したことで、中華料理店業界全体の底上げに効果を発揮しているようだ。
コスト高・高齢化・大手参入の三重苦も
一方で、米や肉類などの食材価格や光熱費といった店舗運営コストが高騰しても、十分な値上げに踏み切れず、損益面では苦戦する企業も多い。加えて、個人操業や小規模な中華料理店では店主の高齢化が進み、体調不良による店舗休業や、そのまま閉店したケースも依然として見られる。
また、客足が増えている町中華市場へ大手チェーンも同様の価格帯で本格参入するなど、中華料理の業態は次第に激戦区となりつつある。
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