新たにピース・又吉、バイク川崎バイク、野村尚平が脚本に参加
――脚本陣も、昨年担当したマンボウやしろ、NON STYLE・石田明に、ピース・又吉直樹、バイク川崎バイク、野村尚平が加わり、豪華ですね。
好井 又吉さんと野村は僕がリクエストを出しました。又吉さんはもう言わずもがなですが、脚本を引き請けていただけてすごく嬉しかったですし、野村に関しては、以前、執筆したものを見たときに面白くて、いつか仕事をしたいと思っていました。野村が書いたものを菜摘さんたちが演じるのを見たいと思ったんです。これらも第2回目ならではの新たなエッセンスですね。
バイクさんは、(執筆した短編小説の)『電話をしてるふり』(ヨシモトブックス)が『世にも奇妙な物語』(フジテレビ)でドラマ化された実績もあります。石田さんややしろさんの脚本は、去年、もう(良すぎて)ヤバかったので……。
小川 やしろ君は、他の作品でもご一緒したんですけど、怖いというか、エグい話を書かせたら天才的に面白い。芸人さんだから、笑っちゃうところもあるんだよね。それを今回矢島さんがどう演出するのかなって。
矢島「ただの朗読劇にはしたくない」
――怖い話だけど、脚本を書くのは笑いのプロの芸人で、しかも朗読劇でと、さまざまな要素が合わさる化学反応がとても楽しみですが、矢島さんはどんな舞台にしたいと考えていますか?
矢島 ふだんは自分の脚本を自分で演出しているので。演出だけをやらせてもらう舞台は何年かぶりなんです。しかも5本もあって、それぞれ個性がある脚本家さんたちじゃないですか。だから、今回は脚本に少し変化を加えさせてもらう、みたいなことではなくて、いただいた脚本をしっかり読み込みたいなと思っています。ただの朗読劇にはしたくない。
有名な人が書いている、有名な人が演じている、だから面白い、というところにはとどまらないような、客席も交えて楽しめる舞台に仕上げたいなと思っています。
今回、嬉しいのが、稽古期間が2週間くらいあるんですよ。朗読劇って通常、稽古日が3日くらいなんですけど。
小川 今回は非常に長くとらせてもらっています。
矢島 みんなでちゃんといいものを作っていこうというのが伝わって、嬉しいんです。
小川 矢島さんに入ってもらえるので、しっかりお稽古したいなと思ったんですよね。芸人さんからすると、「長げぇーな」って思われるかもしれないけど(笑)。

――小川さんと好井さんを中心に、本当にみんなでつくっていく舞台なんですね。
小川 出演者も、増田有華ちゃんや水野勝くんは矢島さんの舞台によく出ている方だし、なだぎ(武)くんは私が一緒にお芝居したことがあったり、本当にご縁で素敵な方たちに集まってもらった舞台です。
好井 めっちゃ話題にしたいですよね。本当にいい舞台なので、広がってほしいです。