機能を実現するための、精巧なメカニズム
基本は水性ボールペンなので、ノック式で収納可能。ノック部はペンの尾部ではなく、クリップをノックする方式。これは本体の全長が160mmあるため。通常のペンだと145mmぐらいなので、尾部でもいいが、それより15mm長いので、尾部をノックする方式だと手が届きにくいと感じる人が多いのそう。
本体色はホワイトとブラックの2色。

ホワイトはApple Pencilに近いちょっとツルッとした超微細な梨地。それに対してブラックはもっと梨地が粗い(といっても、十分細かいが)感じで、マット感が強い。ホワイトを好む人はApple Pencilっぽいスタイリッシュさを、ブラックを好む人はもっとガジェット感がある方が良いだろうという細かい配慮だ。
ちなみに、Apple Pencilは先端に圧力センサーを持ち、さらに傾きセンサーを持つことで豊かな表現を可能としているが、スタイラスツーウェイはそれらをもたず、電圧で静電容量の変化を作って書いているだけなので、筆圧や傾き検知の機能には対応しない。しかし、逆にペアリングしなくても使えるという利便性もある。
Apple Pencilと同様に、マグネットでiPadのサイドに固定することもできる。
充電は本体側面のUSB-Cコネクターを使う。

約30分の充電で、約7時間の使用が可能とのこと。
替え芯は、クリップを一番下まで押し下げた状態で、付属のクリップでペン先を引き抜くことで交換する。普通のボールペンと異なり、内部が電子部品でいっぱいなので、この方式にしたとのこと。なお、電子部品部分の開発は、エレコムの協力を得たという。

付属するのはペン先交換用のクリップと、USB-Cケーブル。

要ガラスフィルム。対応機種も限られる
非常に興味深い商品だが、欠点がないわけではない。
それが、対応モデルの狭さと、iPadにガラス製の保護フィルムを貼る必要があるということだ。
対応モデルは以下(最新の対応機種については、ゼブラ社のサイトを確認のこと)。
●iPad(第7世代 2019年モデル、第8世代 2020年モデル、第9世代 2021年モデル、第10世代 2022年モデル、A16 2025年モデル)
●iPad mini(第5世代 2019年モデル、第6世代 2021年モデル、A17 Pro 2024モ年デル)
●iPad Pro 11インチ(第2世代 2020年モデル、第3世代 2021年モデル、第4世代 2022年モデル、M4 2024年モデル標準ガラス,M5 2025年モデル標準ガラス)
古いモデルも対応しないし、13インチモデルや、iPad Airも対応モデルに入っていない。またNano-textureガラスのモデルも非対応。
Apple Pencil(第2世代)対応モデルだからとか、Apple Pencil Pro対応モデルだから……とかは関係なく、iPad側の微妙な仕様の違いが理由だという。
ペーパーライクでないガラスフィルムが必要なのは、ガラス表面に傷をつける可能性がゼロではないのと、上述の理由で、ボールが滑って回らない必要があるから。
ボール自体が接触している際には、傷はつかないが、ペン先を寝かすなどしてボールをホールドしている部分が接触するとガラス表面に傷がつくおそれがある。だから保護ガラスは必須。そして、樹脂フィルムや、ペーパーライクのガラスフィルムではボールが回ってしまって、インクが出てしまうリスクがある