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盗撮への抵抗感と、市場としての小ささ。二つの逆風の中で、Rokid副総裁が「それでも日本」と言い切る理由

データの置き場はシンガポールだが、年内に日本に配置する予定

また、実質的にはクラウドと対話するコンピューターでもある。ならば、その頭脳であるAIと、やり取りしたデータはどこにあるのか。ここも聞いておきたかった。

「Rokidの核心的な戦略はオープンであること、開かれた生態系です」とShao氏。

「Rokidは世界の最先端のAIに接続します。日本ではChatGPTとGeminiを、ユーザーが自分で選べる。中国ではDeepSeekやQwenなどを使えます。クラウドの部分は、それぞれのAIサービス提供者が担っています」。そのうえで彼は、データの置き場所についても踏み込んだ。

「今は暫定的にシンガポールに置いていますが、日本国内での配置を進めていて、年内には完了する予定です。まもなく日本のローカルに移ります」

この日、Rokidは日本市場へ10億円規模の投資を表明している。データの国内化は、その具体策の一つということだろう。

10万円を切りたかったのではないか?

普及を語るなら、価格は避けて通れない。発表された価格は10万9890円。本当のところはこの強力な円安がなければ、10万円を切りたかったのではないだろうか?

「最初は、本当にそうしようと考えました。競合(おそらくEven G2)の価格も見ています。でも、私たちは誠実でありたい。私たちの製品は、他社より確実に良い。明らかに良いのに、それより安い値段をつけるのは違うと思ったのです。この価格で、『この製品は他とは違う』と伝えたかった」

そしてもう一つ、代理店への配慮も理由に挙げた。

「日本では代理店の意向も尊重しなければならない。輸入、輸送、アフターサービス、サポート──コストがかかり、彼らにも正当な利益が必要です。それが商売のルールでしょう。損をさせるわけにはいかない。安売りで最初から不誠実に見える価格には、したくなかった」とShao氏は語った。

配信元: Dig-it

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