この先、どこへ向かうのか──『Agent』の時代へ
最後に、この製品がどこへ進化していくのかを尋ねた。
「開かれたプラットフォームです」とShao氏は即答した。
「私たちは今日、東京で『Agent Store』を世界に先駆けて発表しました。AIの次の段階はAgent化です。これまでは対話するだけだった。これからは一つひとつのスキルを小さなAgentにして、もっと効率よく協働させ、個人の生産性と生活の便利さを高めていく。日本にはすでに千人近いRokidの開発者がいます。今年の後半には、新しいハードウェアのサプライズもある。楽しみにしていてほしい」
日本という成熟した市場で評価されれば、海外にも誇れる
中国企業の日本進出ということで、筆者もうがった目で見てしまっていた側面もあったかもしれないが、「日本には恩義がある」と言われたのにはちょっと胸を打たれた。
言い方を変えると、経済力は弱くなってしまっているかもしれないが、それでも日本のガジェット市場と、開発者コミュニティは世界の中でも突出して『濃い』ということなのだろう。市場として成熟しており、日本市場で評価されるということが、他の欧米、中国市場に対しても誇れるということでもあるようだ。
まずは、我々は、Makuakeを見てRokidを応援購入してくれた7413人に感謝するべきかもしれない。

(村上タクタ)