・一期一会
どうやらこの辺りの現地民は暑い日中を避け、朝と夜に出歩く習慣があるようだ。そのためか、夜は毎日ストリートに屋台が並ぶちょっとした夜市になっていて、『便民发屋』も人が多くなるタイミングで営業している様子。カッチリしてないゆえにオープンしているのを見てテンションが上がってしまった。今しかねえ!
なにせ中国山西省大同市の名もなきストリート。人生でもう2度とここを訪れることはないかもしれない。そこで理容師のおばちゃんに日本人だけど散髪してもらえるかを確認してみたところ「いいよ」との回答。そんなわけで現地民に交じって順番待ちをすることに。
・ウェルカム精神
1人10分くらいで終わる散髪。回転率がかなり早いため待ち時間も20分くらいだろうと並んでいたら、前に並んでいたおじさんが「先切っていいよ」と順番を譲ってくれた。どうやら、日本人が珍しいらしく、おじさんのおもてなし的な気持ちが伝わってきたため、お言葉に甘えさせてもらった。
しかし、カットのオーダーとかできるものなのだろうか? なにせ8元だ。ただ刈るのみであってもおかしくない。なおかつ、複雑なコミュニケーションは言葉の壁があるため不可能。そこでシンプルに「ハーランドにしてください」と伝えたら……
「ハーランドって何?」と理容師のおばちゃん。なお、私は中国語が欠片も分からないのでこれまでの会話全てニュアンスとボディランゲージによるものだが、ハーランドの髪型はボディランゲージで伝えやすいから糸口としてちょうど良い。そんなわけで、画像を見せながらこういう感じというのを説明したところ……
