・平和の象徴
さらには、完成した時、なぜか上がる歓声。電器屋のテレビでW杯を観るみたいな一昔前の一体感を感じたのであった。多分、誰一人としてハーランドを知らないと思うが。
10分間だけ現地のヒーローになれた気がした160円ハーランド。中国山西省の小さな屋台床屋を小さなスタジアムと化し、ハーランドを知らない人さえブチ上げるパワーはまさしく怪物。ありがとうハーランド。ありがとう『便民发屋』。国境を越えた一体感をありがとう。
日中関係の悪化がニュースになっている昨今。中国にいることをSNSでポストすると「大丈夫か?」と心配する連絡も届いたりした。日本にいると、その気持ちも分からんでもないし、必ずしも杞憂とは言い切れないニュースも報じられる。
ただ、現地の関わりは国と国である前に人と人。日本で争いを望んでいる人は少ないと思うけど、それは中国でも同じように感じたのであった。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
