ペットボトルのふたが、なかなか開かない。買い物袋を持つと、すぐに手が疲れてしまう。以前より、物を落とすことが増えた気がする。
そんな小さな変化に、心当たりはありませんか?40代以降は、体重に大きな変化がなくても、筋力や手の使いやすさに“あれ?”と感じる場面が増えてくるもの。中でも握力の変化は、日常のふとした瞬間に気づきやすいサインのひとつです。今回は、40代・50代が知っておきたい“握力の変化”について紹介します。
握力は、全身の筋力を映す“鏡”になることも
握力というと、手先だけの力と思われがちですが、実はそうではありません。腕や肩、体幹など、全身の筋力とも関係すると考えられており、健康状態をみる指標のひとつとして用いられることもあるのです。つまり、“手の力が弱くなった”と感じたとき、その背景には全身の筋力の変化が隠れている可能性もあるということ。まずは、体からのメッセージとして受け止めてみましょう。
筋力の変化を招く、さまざまな要因
40代以降は、加齢だけでなく、体を動かす機会の減少や生活習慣の変化などが重なり、筋力が落ちやすくなる人も少なくありません。女性の場合は、更年期の時期と重なることも多いもの。さらに、睡眠不足や栄養バランスの偏りも、筋力の維持に影響することがあります。握力の数字だけにとらわれず、日々の暮らしをまるごと振り返ってみる。それが、変化と向き合う第一歩です。
