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フィジカルAI最前線 AIロボットはどこまで進化した? 展示会で見えた最新技術と日本の可能性

フィジカルAI最前線 AIロボットはどこまで進化した? 展示会で見えた最新技術と日本の可能性

AIが進化し続ける中、AI搭載ロボットの技術は、どこまで発展しているのか。7月1~3日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されたRX Japan主催の「第38回 ものづくりワールド[東京]」内の「フィジカルAI展」で、最新のロボットを取材してきた。

●AIが自律的に判断し、実世界で身体を使って動く


 会場には、人型ロボットや四足歩行ロボットのほか、人の手のように動くロボットなど、さまざまなロボットが展示され、実演されていた。「フィジカルAI」とは何かというと、AIが現実世界を認識し、自律的に判断して、ロボットなどの機械を動かす技術のことだ。
 「AI搭載ロボット」というと、一般の人は、AIペットロボットのGROOVE X社の「LOVOT[らぼっと]」やシャープの「RoBoHoN(ロボホン)」のような、各社がオリジナルでロボットのボディから開発していることを想像しがち。だが、実際、会場では中国のUnitree Robotics社のヒューマノイドロボット「Unitree G1」、小型の電動四足歩行ロボット「Unitree Go2」などを使用しているブースがいくつも見られた。
 日本での「フィジカルAI」の関わり方は、会場を見る限りでは、 現段階では「ハードウェア(機体)は海外から輸入し、AI基盤は海外のプラットフォームを活用。その上で、頭脳にあたる応用ソフトウェアや、現場への導入システムを国内で開発する」ことの方が多いようだ。
 先日、三菱自動車工業と東京大学発スタートアップのHighlandersがヒューマノイドロボットを共同開発すると発表し、「2027年後半に月産1000台の生産体制構築を目指す」という発表があったので、今後、国産ロボットの期待も高まるものだ。

●ロボットが、環境を理解し、最適な行動を選択する


 「リョーサン菱洋」のブースでは、ドイツのFranka Robotics社の双腕ロボット「Franka Research 3 Duo」が、2種のぬいぐるみを認識し、それぞれの適した箱に入れる実演などが行われていた。
 フィジカルAI搭載ロボットが進化することで、これまでのロボットのように「決められた動きを繰り返す」だけではなく、「現場をセンサーでとらえ、環境を理解し、最適な行動を選択し、実行する」ことができるようになるのだ。人手不足の製造現場などでも、AI搭載ロボットが自律的で柔軟に動くことで、人間の労働力を補える可能性がある。
配信元: BCN+R

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