●二足歩行で自律的にボールを追いかけるヒューマノイドロボット
中国のBooster Robotics社のヒューマノイドロボット「Booster K1」の輸入販売をしている「機楽」のブースでは、ロボットが自律的にボールを追いかける実演をしていた。身長95cm、重さ19.5kgで、ボールを追いかける姿は少しぎこちなさがはありつつも、まるで幼児のようなかわいさがあった。
「Booster K1」は、サッカーやダンスなどの基本動作をすぐに体験できる、デモ・展示向けエントリーモデルで、片足を上げたダンスも披露。これで転倒しないのはすごいものだ。凸凹や斜めになっている床でも、バランスを自律調整できるという。価格は約300万円。今後の性能向上に期待したい。
●サブスクでフィジカルAI搭載ロボットを提供する企業も
フィジカルAI搭載ロボットはまだ高価なものだが、購入ではなく、サブスクリプション型でサービスを提供しているのは、「アカツキAIテクノロジーズ」だ。
企業が工場や倉庫の自動化を試す段階で、高額なヒューマノイドを購入することにハードルを感じることも少なくない。同社では、ロボット本体をリースで提供し、それにAIの学習や現場検証にかかる工数を加えたPoC(Proof of Concept、※本格的な開発や導入の前に検証するプロセス)を提供しているという。
その他に、「Xenoma」のブースでは、人間の動作を数値化するセンサーを内蔵したスマート衣料「e-skin」を展示していた。“熟練者の作業動作データ”は、大きな価値になり得るのだ。このように、フィジカルAIに関わるビジネスは多岐にわたっていた。

