もはや現代アートの領域
目の前にやってきた生麺の沖縄そば、ビジュアル的には普通に美味しそうである。ネギしか具が盛られていないので、透き通った汁に沈む麺の姿が美しく見える。いい、もはや現代アートの領域。器の色が沖縄の海を彷彿とさせるのも心が躍る。
麺の形状は緩やかな縮れ系で太め
さっそく箸で麺をサルベージ。麺の形状は緩やかな縮れ系で太めのもの。表面はなめらかで、目視ではザラつきを確認できず、まるでシルクのような質感。これが生麺の沖縄そばなのか。食べてみたところ……。
うまい、うますぎる。いや、ズバ抜けた感動があるわけではない。沖縄そばの生麺、これ、地味にうまい。生麺特有の特徴なのか、極めて心地よい弾力ある食感。そう、腰が強い! バキボキではなくギュギューッ! その食感とともに訪れるのが、小麦感である。この麺、中華麺やうどんよりもはるかに小麦を感じる。つまり薫り高い。
