阪急うめだ本店1階の外壁に設置された巨大ディスプレイ「コンコースウィンドー」をご存知でしょうか? 1日約30万人が通る場所にあり、思わず写真に撮りたくなるようなクオリティーの高い装飾で道ゆく人々の目を楽しませる、まさに梅田の“顔”のような存在です。
今年の夏、幅8m、高さ9mのウィンドーが7面連なる圧倒的スケールのディスプレイを、現代ポップアートの巨匠、ロメロ ブリット氏が描くカラフルで元気な世界と、総勢約90名の子どもたちが作り上げる作品で華やかに彩ります!
阪急うめだ本店による子どもたちの未来を育む継続的な取り組み「HANKYU こどもカレッジ」の一環として行われるスペシャルプロジェクト。制作風景から、2026年7月15日(水)の完成まで、舞台裏をお届けします。
現代ポップアートの巨匠、ロメロ ブリットとは?
1963年ブラジル出身。独学で絵を学び、20歳でヨーロッパに。ピカソやマチス作品の薫陶を受ける。その後、マイアミを拠点に活動を始め、キュービズム、グラフィティ、ポップアートの要素を組み合わせた独自の表現を確立。見る人の幸福感を呼び起こす作品群は、“ハッピーアートムーブメント”と呼ばれ、たくさんの人に知られている。
「HANKYU こどもカレッジ」とは?
「HANKYU こどもカレッジ」略して「こどカレ」は “楽しく遊んで、学んで、体験する”をコンセプトにした夏休みの人気イベント。チャレンジや発見を通じて、新たな成長に繋がることを願った楽しい講座が多数開催されている。
ロメロ氏の元気な世界と子どもたちの自由なパワーが融合した制作現場
2026年5月3日(日・祝)、13階ダイヤモンドホールで行われたのは、みんなの笑顔が集まる場所「こどカレの森」をみんなで作り、ワクワクが詰まった「こどカレの木」を咲かせようというチャレンジ。
ロメロ氏がデザインしたパーツに子どもたちが自由に色を塗って作品を完成させていきます。みんなで力を合わせる「チーム制作」と自由に彩る「個人制作」の2本立て。参加した子どもたちの名前は、作者としてウィンドーに登場することもあり、みんなやる気満々!
コンコースウィンドーの説明では「お店の顔となっている場所」と聞いてドキドキしたり、ロメロ氏の紹介を聞いてワクワクしたりと、「できるかな〜?」「楽しみ!!」といった声が上がりました。
チーム制作を終えると、生き物や花といった小さな作品を作る個人制作へ。
「てんとう虫のテンちゃん」とかわいい名前を付けたり、「ここはハートだからピンクに」「この色とこの色を混ぜたらどんな色になるのかな!?」悩んだりしながら、子どもたちは笑顔で作品を作り上げていきます。そんな子どもたちの色使いには驚かされてばかりでした。既存のイメージに捉われない色をどんどん生み出すだけでなく、筆に水をたくさん付けてあえてにじませたり、筆ではなく絵の具を付けた紙で塗ったりと、遊びと創作をミックスできる天才ばかり!
個人作品ができたら、記念にチェキで記念撮影。「撮って撮って〜」とスタッフに作品を持っていく子どもたち。3つも塗った子どももいて、個人作品用パーツが追加されるほどでした。
ロメロ氏がデザインしたハッピーアートと、子どもたちのパワーが融合して完成した作品。乾かすために作品を並べていたのですが、その様子を見ているだけでワクワクが止まりませんでした。コンコースウィンドーに飾られる日が待ち遠しくて仕方がありません!
ついに公開! 圧倒的な色彩の波が梅田の街をハッピーにする
こうして子どもたちの手によって命が吹き込まれた作品ですが、コンコースウインドー完成を前に、特別な「シミュレーション確認会」も行われました。
みんなで力を合わせて制作したコンコースウインドーがどのように出来上がっていくのか、その過程やプロの仕事を間近で見学するプロジェクト。子どもたちが「こども記者」として取材し、その魅力を発信する取り組みで、普段は見られない特別な体験の数々に、参加した子どもたちはドキドキワクワク!
まず、会場となるホールに入った子どもたちを待っていたのは、実際と同じ大きさを表現した巨大なコンコースウインドー!その圧倒的なスケールの大きさに、子どもたちからは「わぁっ!」と大きな歓声が上がりました。
その大迫力のウィンドーを目の前に、取材がスタート。店内の装飾デザインを担当する先生から舞台裏エピソードを聞いたり、阪急の広報担当者から取材のポイントを聞きながら取材メモを取る姿は、まるで本物の記者のようです。
今回のイベントのトータルプロデュースを行う「吉忠マネキン株式会社」のプロの先生からは、立体感を生んだり、動物たちが楽しそうにしているように見せるための飾り付けのコツ、さらにインパクトドライバーの紹介など、プロならではの技と知識に子どもたちは感心しっぱなし! 夢中でメモを取ったり、写真を撮影したり、たくさんの発見がある充実した時間になりました。
たっぷり取材したあとは、いよいよ「こどかれクリップ」の新聞作りに挑戦。取材メモや撮影した写真をどのように配置するかを考え、みんな真剣な表情で一生懸命作業に取り組みます。
最後は出来上がった新聞のこだわりポイントや今日の感想を発表。「すっごく楽しかった!」とキラキラした笑顔で話す子どもたちの姿は、達成感や充実感にあふれていました。
子どもたちの想いが詰まった世界に一つだけの「こどかれクリップ」新聞は、2026年7月22日(水)から9階 祝祭広場 階段上に掲示されます。子どもだからこその目線で作られた力作を、ぜひ会場で見てくださいね!

