「思い出だけではなく、自信につながる体験にしたい」企画担当者が語る未来への想い
このように子どもたちが主役となって進められたプロジェクトですが、「日本だけでなく、海外の百貨店を見てもここまで巨大なコンコースウィンドーは阪急うめだ本店にしかないと思います」と笑顔で話してくれたのは、HANKYU こどもカレッジ企画担当の矢部玲子さん。
コンコースウィンドーの装飾に子どもたちが関わるのは今回が初めてだそうで、「準備とか大変なところはあるのですが、私たちもワクワクしながらやっているっていうのが大きいですね。大人と違う感性を持っていて、型にはまらないというか、大人には思いつかないような色使いだったり、そういうのが見えるというのはすごく楽しいですね」と矢部さん。
続けて、「ロメロさんが子どもたちの感性を磨くとか、子どもたちの未来に繋がることをすごく積極的に活動してらっしゃるということをお聞きしました。また、その考え方が私たちのこどもカレッジのビジョンと親和性があるということ、そして身近なところで本物の世界で活躍している方とご一緒できる貴重な機会を子どもたちに経験してほしいと考え、ロメロさんとコラボさせてもらうことにしました」と、今回のプロジェクトの経緯も教えてくれました。
約30万人が通る百貨店の顔のような場所で、世界的なアーティストと一緒に自分が手がけた作品が飾られるという機会は、子どもたちにとって単なる思い出だけではなく、自信につながるはずだとも。「私たちの世代で言う『週末に百貨店で食べたお子様ランチ』のような、大人になっても思い出す場所になってほしいですね。参加した子どもたちが大人になった時に、コンコースウィンドーを通るたびに、『あそこにお母さんたちの作品が飾られていたのよ』と自分の子に自慢したり(笑)」
2019年にスタートしたHANKYUこどもカレッジは、阪急うめだ本店として初の子ども向けの取り組みでした。「手探りでスタートしましたが、参加してくれた子どもたちがすごく楽しかったと反応してくれました。さらに企画した各売り場のスタッフたちにも手応えがすごくあって、『今年これ考えてきてんけど!』といった形で、楽しんでいる子どもたちを見ることで自分たちも楽しくなるという相乗効果も生まれました。そうすると、名だたるブランドさんもどんどんどんどん企画を持ってきてくれるので、今年はおそらく過去最大規模の講座を展開することができるはずです」と胸を張る矢部さん。子どもたちと一緒に作る企画は今後も継続していく予定で、矢部さんはこどもカレッジの楽しさを子どもたち目線で発信する宣伝の企画をやってみたいとも話していました。
子どもたちのパワーと巨匠の世界観が融合した、この夏だけの特別なコンコースウィンドー。展示は、2026年8月24日(月)まで開催されています。梅田におでかけの際は、ぜひこの圧倒的なエネルギーを現地で体感してみてくださいね!
※この記事は2026年7月15日時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真/阪急うめだ本店、日高ケータ、anna 文/日高ケータ

