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「今さら何を観察しろと?」朝顔、ミニトマトが猛暑で夏休み前に力尽きる…小学生の宿題に異変「教材としてうまく育てるのが難しい状況にある」と専門家、保護者も困惑

「今さら何を観察しろと?」朝顔、ミニトマトが猛暑で夏休み前に力尽きる…小学生の宿題に異変「教材としてうまく育てるのが難しい状況にある」と専門家、保護者も困惑

「朝顔が枯れやすくなっているという話を耳にします」

一方、小学校生活科でおなじみの朝顔は猛暑の影響をどう受けているのか。同機構で朝顔の研究を行う担当者に話を聞いた。

「朝顔は、もともと暑さに強い植物です。ただ、その中で、特に暑さだけに注目して研究をしているという話はあまり聞いたことがありません」

学校教材として長く使われてきた理由は、育てやすさにもあるという。

「教育の専門ではないので推測になりますが、やはり育てやすいことが大きな理由だと思います。種も大きくて、多分低学年の子でも『種をまいた』という実感が持ちやすいと思いますし、発芽すると大きな双葉が出ます。このように成長の変化がはっきりわかる点や、暑さや乾燥にも強いことから、学校の教材として使われてきたのではないかと推測します」

だが、暑さに強く育てやすい朝顔でも、やはり最近では「枯れやすくなっている」という話が聞こえてくるという。前出の父親の学校でも「すでに花が咲き終わり、トマト同様朽ち果てていた」という声が多くあがっていた。

同機構の担当者はこう続ける。

「これまでと同じように育てていると、枯れやすくなっているという話を耳にします。愛好家の方などに話を聞くと、日中のあまりに強い日差しは『寒冷紗』(メッシュ状のシート)をかけて少し日差しを遮るといった工夫はされているようです。基本は日当たりを好む朝顔ですが、最近はさすがに暑すぎるので、そういう工夫で少し光の量を抑えてあげると、効果があるのではないかと思います。

あとは置く場所についても、コンクリート上の照り返しが強いような場所では、植物もダメージを受けると思います。置く場所を工夫することで、暑さの負担は軽減されるのではないでしょうか」(前出・担当者)

さらに、もう一つ重要なのは、ミニトマトと同様「水やり」だ。

「朝、たっぷりお水をやって、できれば夕方にカラカラになったらもう1回水やりできればいいとは思います。小学校で育てる場合だと難しい面もあるかと思いますが、水はあまり切らさないように、とにかく葉っぱがしおれたら水をやるくらいの感じでできればといいと思います」(同前)

限られた時間の中できれいな花を咲かせるために、気候の変化に合わせた新たな工夫が求められているのかもしれない。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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