
【1位はぶっちぎりでタイヤ】長距離ドライブが増える今こそ見直したい。JAF出動データに学ぶ、重大トラブル回避の「実は簡単な」セルフメンテ術の画像一覧
帰省や行楽などで長距離ドライブの機会が増えるこの時期、愛車の状態は万全だろうか。古いクルマだけでなく最新のクルマでも、消耗品は「走行距離と時間」によって確実に劣化し、定期的な交換が必要となる。「現状動いているから問題ない」と思い込み、高速道路でトラブルに見舞われてから後悔するドライバーは多いが、そもそも乗る前にクルマの状態をチェックする運行前点検はドライバーの義務である。今回はレスキューのプロ・JAFによる「車のトラブル出動データ」をひも解き、この機会に改めて見直しておきたい、クルマの寿命と安全を守るための基本の点検術を紹介しよう。
JAF出動データが警告! 高速道路トラブルランキング トップ10
※2025年8月9日(土)~2025年8月18日(月)
| 順位 | 出動理由 | 件数 | 構成比 |
| 1 | タイヤのパンク・バースト・エアー圧不足 | 1250件 | 40.57% |
| 2 | 事故 | 235件 | 7.63% |
| 3 | 燃料切れ | 215件 | 6.98% |
| 4 | 過放電バッテリー | 146件 | 4.74% |
| 5 | 発電機/充電回路 | 85件 | 2.76% |
| 6 | 破損/劣化バッテリー | 68件 | 2.21% |
| 7 | オートマチックミッション | 39件 | 1.27% |
| 8 | 冷却水不足 | 29件 | 0.94% |
| 9 | ラジエター | 26件 | 0.84% |
| 10 | エンジンオイルの不足、補充 | 25件 | 0.81% |
| 以上計 | 2118件 | 68.74% | |
| その他合計 | 963件 | 31.26% | |
| 総合計 | 3081件 | 100.00% |
【第1位】タイヤのパンク・バースト…命を預ける「ハガキ1枚分」の点検術
どんな高性能なクルマでも路面と接しているのはタイヤだけ。その面積はハガキ1枚程度と言われるほど、重要な消耗品だ。パンクとバーストの違いは、前者は釘などが刺さって空気が抜けることで、後者は破裂することとなる。パンクは定期的に異物が刺さっていないかを確認すればいいが気が付かないことも。その場合は空気を補充する際に1本だけ空気圧がほかと大きく違っていないかで発見することもできる。ちなみに最近のタイヤはチューブレスなので釘が刺さってもゆっくりしか抜けない。
バーストの原因は空気圧の不良によるたわみもあるので、なにはともあれ1カ月に1回の点検補充が基本。空気は自然に抜けていくため、乗っていないから減らないというのはない。同時に溝が残っているか。片べりやひび割れが発生していないかを点検するといいだろう。昨今はタイヤも高騰が続いているだけに、交換がおざなりなクルマを多く見かける。タイヤを長持ちさせるためにもまずは空気圧管理が鉄則だ。

表面にヒビや亀裂がないかを確認。これらは重大トラブルにつながる重要ポイントだ。溝の中にある一段高いところが表面に出たら車検は通らないので交換が必要

タイヤにはいつ製造されたかが明記されている。4ケタのうち、後ろのふたケタが年を表していて、この場合は2024年。前のふたケタは週を表していて、21週目に作られたことになる
