【第8位・9位】冷却水・ラジエーター…放置すればエンジン焼き付きで高額修理も!?
エンジンは冷却水で冷やして、ラジエーターで沸騰しないようにしている。つまり冷却水が少なかったり、ラジエーターに不具合があるとエンジンが過熱。限界を越えてオーバーヒートすると、走行不能になるだけでなく、最悪の場合、エンジンが焼き付いてエンジン積替えなどの高額修理や廃車になることも。
冷却水が入っているタンクは確認しやすいので定期的にチェックしたり、ドライブ中は警告灯や水温計に注意を払うようにしよう。

冷却水のタンクはエンジンの横にあるので、冷えているときにサイドにあるライン内に水面があるか確認しておく。少しずつ減るが、急に減ったら故障の可能性もある
【第10位】エンジンオイル不足…「動いているから大丈夫」はクルマを壊す最大の罠
エンジンがスムーズに動くのはオイルのおかげ。エンジンオイルの定期的な交換は好調を保ち、長く乗るために欠かせないメンテナンスの要と言っていい。しかし、最近はオイル類も高騰が続くこともあって、オイル交換を先延ばしにする例も増えている。
また悲しいことに、エンジンオイルを交換するという意識が希薄で、「動いているから問題ない」という考えをする人もいたりする。実際、動いていても交換時期を過ぎたエンジン内部は汚れが大量に堆積していたり、オイルが流れる経路が詰まっていたりするので、とても危険だ。
またエンジンオイルはわずかだが少しずつ減るので、量の確認も定期的に行ないたい。

オイルは点検用のスティックを抜いて、先端のラインで量を確認。汚れで消耗はわからないので、時間と走行距離で管理して交換する
以上、JAFの出動データの中から点検など、未然の対策で防げる項目をピックアップしてその原因と対策をまとめてみた。
高速道路にはなくて一般道で入っているのはスターターモーターぐらいでほかは同じ。ちなみにスターターモーターは消耗してくると始動時の回転が弱くなって、かかりにくくなるのでわかりやすい。
いずれにしても全体的に、事前の点検で発見できるものが多いだけに、確認方法もそれぞれ簡単なものばかり。せっかくのドライブが、一転してつまらないものにならないように、定期的に行ないつつ、長距離運転の前にも見ておきたい。
文・撮影/近藤暁史
