以前はちょっと体を動かしただけでも水が飲みたくなっていたのに、最近は気づけば半日近く何も口にしていない。「そういえば今日、まだ水を飲んでいなかった」という日、意外と増えていませんか?40代以降になると、以前と変わらない生活をしていても「のどが渇きにくくなった」と感じる人は少なくありません。実はこの変化、水分が足りているからとは限らないのです。体から届く「水分がほしい」というサインのタイミングが、年齢とともに少しずつ変わってきていることが関係している場合があります。
のどの渇きは、体からのサイン
「のどが渇いた」という感覚は、口の中が乾くことだけで起こるわけではありません。私たちの体は、水分が不足し始めるとその変化を脳へ伝え、「水を飲もう」というメッセージを送っています。ところが、このメッセージが届くタイミングが加齢とともに少しずつ変化すると、水分が不足し始めていても、以前ほど強く渇きを意識しなくなることがあるのです。
つまり、「のどが渇かない=水分が足りている」とは限らないということ。まずはその思い込みを手放し、体が発しているサインに目を向けてみましょう。
水分を欲しがるタイミングも変わってくる
40代以降は、加齢に伴う体の変化に加えて、冷房の効いた室内で過ごす時間の長さや、活動量の変化などによって、水分補給のリズムが乱れやすくなります。女性の場合は、更年期の時期と重なることも少なくありません。さらに、忙しさから水分補給を後回しにする習慣が続くと、「飲まない状態」がいつの間にか当たり前になり、のどの渇き自体を意識しにくくなることもあります。
