ついに正体が明らかになった「名探偵プリキュア!」のキュアエクレール。
公式が仕掛けた「#キュアエクレールの正体は誰」キャンペーンは連日大盛況。
子どもだけではなく大人も巻き込んだ“推理合戦”は最高の盛り上がりを見せました。
しかしその裏で、一部のファンは「玩具バレ」による不意打ちのネタバレ被害を受けていたのです。かく言う私もその一人です。
キュアエクレールは「帆羽くれあ」
7月19日、ずっと謎に包まれていたプリキュア「キュアエクレール」の正体がついに明らかになりました。
その正体は、16歳のパティシエ、帆羽くれあ(CV:長谷川育美)さんでした。
正体が判明した第25話「キュアエクレールの正体」の放送時はSNSでも大きな盛り上がりを見せ、エクレール候補者全員に見せ場のある物語はそれぞれのキャラを応援していたファンにも納得のいくものだったと思います。
公式サイドは6月下旬から「#キュアエクレールの正体は誰」キャンペーンを行い、4人の候補者(来栖エリザ、家入しるく、帆羽くれあ、金田れい)の中から、誰が変身するのかを子どもたちや大人ファンに推理してもらう企画を実施していました。
連日、SNSでは誰がキュアエクレールなのか? を巡り数多くの推理で盛り上がり、またプリティストア各店舗での実際の投票に加え、Web投票では最終的に25万票が集まるなど、この推理企画は大成功で幕を閉じたのです。
ネットの一部では「玩具バレ」が起きていた
しかし実は、アニメ中でキュアエクレールの正体が明かされる前から、ネットの一部ではいわゆる「玩具解析」により「声が長谷川育美=帆羽くれあ=キュアエクレール」という情報が動画共有サイトで公開されていたのです。
これはいわゆる「玩具バレ」と呼ばれているものです。
プリキュアの玩具は1年を通して販売する必要があるため、後に追加されるキャラクターの名前や音声などが事前に玩具内に収録されていることも多いのです。その情報を一部のユーザーが独自に解析し(方法は伏せておきます)、解禁前のキャラクター音声や画像などを明るみに出してしまうのです。
今回は「キュアエクレールの音声が長谷川育美さんの声にかなり似ている」レベルのものでしたが、まさに「誰が変身するのか?」という企画が進行中だったために、この「玩具バレ」がクリティカルにマイナスな方向に働いてしまいました。
もちろん「玩具バレ」は企業の情報漏洩といった明確な違反行為ではなく、自分で購入した製品を操作して得た情報であり、法的な違反というよりも「ネットマナーや倫理の問題」としてグレーゾーンの扱いなのかもしれません。
しかし、本来ならストーリーの展開に合わせて明かされるべき秘密の情報を明るみに出し、自らの利益のために動画共有サイトやSNSへ投稿する行為は、かなりの問題を含んでいるものと思われます(ただ「玩具で遊んでいたら不意にバレ音声が流れた」のような不慮の事故もたまに起きていたりします)。

