こんな芸人、いたっけ!?……思わずそういいたくなる、ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)による“架空”の若手芸人賞レース『第24回 祇園お笑い新人大賞 Presented by ジャルジャル』が、7月30日(木)に東京・日経ホールで開催されました。出場資格は新人芸人であること、漫才、コント、ピン芸、落語などジャンルは不問で、決勝戦は8組に加え、敗者復活戦から勝ち上がった1組の計9組が激突。今回も悲喜こもごも、多くのドラマが生まれました。

ネタ終了後のガチ喧嘩に東野、川島は大慌て
タイトルに“第24回”とあるものの、実際は2023年に開かれた前回の『第19回 祇園お笑い新人大賞』以来、3回目の開催となる今回の“賞レース”。MCを務めるのは、2020年(第17回)、2023年(第19回)に引き続き、東野幸治と川島海荷です。
川島が「前回は大接戦で盛り上がりましたね」と前大会を振り返ると、東野は「伝説に残る大会でしたね。回を増すごとに大きな会場になっています」と神妙な面持ちで応えました。
審査員は会場の観客と配信の視聴者。また、今大会から新たに、ネタ時間3分を超えると強制終了されるというルールが加わりました。ただし、それについて川島は「強制終了されたからといって、失格ではありません。みなさんが面白いと思えば、投票できます」と補足。何やら波乱の予感が……。

トップバッターを務めるのは、芸歴3年目の「パワフルパッシュ」(ゆうた、のの)。初の決勝進出で気合が入ったののは、優勝祈願のために著名な神社で祈祷を受けたり、市販の水を祈祷によって“漫才がうまくなる水”に変えてもらって、ゆうたと共有したりと準備万端です。
優勝候補筆頭かと思われましたが、ののが緊張のあまり、漫才冒頭の「コミュニケーション不足の世の中に一石投じたい!」という決めゼリフを何度も噛んでしまうというハプニングが。さらに、ゆうたがパニックを起こして慌てたことによって、まさかの強制終了。ネタ終了後、メンチを斬り合ってケンカし始める彼らを、MCの2人が必死でなだめます。


東野も新人芸人の掛け合いに大盛り上がり
2組目に登場したのは、結成1年目の「カズヤと助平」(助平、吉見カズヤ)。所属事務所が異なる2人ですが、もともとピン芸人だったカズヤが、まわりから評判のよかった助平を誘ってコンビに。
ケーキに乗せられたメッセージプレートを題材とした漫才を披露しますが、ボケようとするカズヤの言葉を遮って、自称“お笑いスケベ”の助平が長々としたボケ分析をし始めてしまい、ネタはしっちゃかめっちゃかに。
東野は助平の決めゼリフ「お笑いスケベでごめんなさい!」が気に入ったようで、ネタ終了後も分析をやめない助平と一緒に、ポーズをとって楽しそうにしていました。


3組目に登場したのは、結成3年目の「モザビート」(鈴木、佐藤)。ツッコミの佐藤は人気上昇中だったコンビ・ツインパンチを解散後、鈴木とコンビを結成。心機一転、新コンビで優勝を決意したはずが、元相方のマジマに未練たらたら。マジマの新コンビ・MAJIMAが予選敗退したこともショックなようで、漫才中、鈴木を“マジマ”と何度も呼び間違えてしまう始末です。
2人のカオスな掛け合いに、東野は「どこまでがネタで、どこまでがリアルなのかわからなかった。モザビートのファンになった」と称賛しました。

