車で後ろを振り返ったら、思ったより体が回らない。高い棚の横にある物を取ろうとして、「あれ、ひねれない」と戸惑った。そんな瞬間に心当たりありませんか?40代以降になると、歩くことや前へかがむことは問題なくできるのに、“体をひねる動き”だけがしづらくなったと感じる人は少なくありません。
実はこの変化、腰だけの問題ではなく、背骨や胸郭、股関節などが連動して動く仕組みが少しずつ変わってきていることも関係している場合も。今回は、40代・50代が知っておきたい「体をひねりにくくなった」と感じる理由を紹介します。
ひねる動きは“全身の連動”です
「体をひねる」と聞くと、腰だけが動いているように思いがち。けれど実際には、胸の高さにある背骨(胸椎)や肋骨、股関節、体幹の筋肉などが連動することで、体はスムーズにひねることができています。だからこそ、どこか一か所ではなく、こうした連動が少しずつ小さくなることで、「前より振り向きにくい」「ひねりづらい」と感じるようになるのです。
ひねる機会そのものが減っている
40代以降は、加齢による体の変化に加えて、デスクワークやスマートフォンの使用で、前を向いたままの姿勢が長く続きがち。こうした生活が続くと、胸郭や股関節を大きく動かす機会が減り、体は使わない動きを少しずつ省くようになります。その結果、以前は自然にできていた“ひねる動き”が、いつの間にかしづらくなっていたということが起こるのです。
