暑い日にアイスを買って帰る途中、「少し溶けてしまったけれど、冷凍庫へ戻せば大丈夫」と思ったことはありませんか?少し柔らかくなった程度であれば、すぐに冷凍庫へ戻すというケースもあります。ただし、一度溶けたアイスは再冷凍しても元の状態には戻りにくく、食感や風味が変わってしまうもの。また、長時間常温に置かれていた場合は、衛生面にも注意が必要です。今回は、真夏だからこそ知っておきたい「アイスの保存の基本」を紹介します。
一度溶けると、なめらかな食感は戻りにくい
アイスは、きめ細かな氷の結晶によって、なめらかな口当たりが保たれています。しかし、一度溶けたあとに再び凍らせると、氷の結晶が大きくなりやすく、口どけが変わってシャリシャリとした食感になり、本来のなめらかさやクリーミーな風味も損なわれやすくなります。そのため、「再冷凍すれば元どおり」とは考えない方がよいでしょう。
長時間溶けていた場合は衛生面にも注意
少し柔らかくなった程度であれば、冷凍庫へ戻すという判断をすることもあるでしょう。ただし、その場合でも食感や風味は変わることがあります。一方で、常温で長時間置かれていたものや、液体に近い状態まで溶けてしまったものは注意が必要。食品は温度が高い状態が続くと細菌が増えやすくなり、一度増えた細菌は再冷凍してもなくなるわけではありません。特に気温が高い夏は、「どのくらい溶けていたか」も判断の目安にしましょう。
