次の『スプラトゥーン』にも期待大! レイダースの試みは今後どう生かされる?
本作をプレイして筆者は、次の『スプラトゥーン』が今まで以上に楽しみになってしまった。本作の発売にあわせて公開された任天堂の記事「開発者に訊きました」では、「これからも対戦の遊びづくりは続けていく」と語られている。
つまり、少なくとも『スプラトゥーン』における対戦の遊びづくりが、今後も続いていくことは示されている。
▲画像は『スプラトゥーン3』
ただ、筆者には『スプラトゥーン3』の時点で、対戦の遊びがかなり成熟したようにも感じられている。初代『スプラトゥーン』のリリースから長い年月が経ち、武器ごとの立ち回りや戦術も研究され続けてきた。だからこそ、新作では新しい武器やステージだけでなく、立ち回りそのものに変化をもたらす仕組みが欲しい……と思ってしまう。
そんな中、本作は「ガジェット」によって、『スプラトゥーン』の立ち回りを大きく拡張してくれた。とりわけ変化したのが、位置取りだ。この位置取りは、もちろんソロプレイだけに関係する要素ではない。対戦でも、どこをインクで塗り、どこに潜伏し、どこで敵を迎え撃つかは重要だ。
攻め込む際にも、味方の位置を見ながら、自分はどのルートから仕掛けるのかを考える。
もちろん、レイダースのガジェットがそのまま対戦へ持ち込まれるとは思わない。ただ、もしガジェットのように位置取りそのものへ影響する新要素が加われば、これまでとは異なる戦術や立ち回りが生まれる可能性はある。だからこそ、いつか登場するであろう次の『スプラトゥーン』にも、大きな期待を抱いてしまうのだ。
とはいえ、その前に今は『スプラトゥーン レイダース』をしゃぶりつくしたい。それだけ面白いゲームだからだ。ストーリーをクリアした後には、ハクスラ的な楽しさをさらに味わえるエンドコンテンツも用意されている。「スプラトゥーン」ファンはもちろん、これまでシリーズに触れたことがない人にもオススメしたい。
ぜひ、一度プレイしてみてほしい。
(文/田中一広)
(執筆者: ガジェ通ゲーム班)
