・見た目を比べてみた
まず一目でわかることとしては、唐千寿は全体的にテカリがあってオイリー。成形されているため形は整い、色はオレンジが強く鮮やかだ。
対してからすみは表面が乾燥して赤黒く、形もまばら。ぱっと見で美味しそうに見えるのは唐千寿だろう。
どちらも薄皮に包まれており、食べる前に剥がす必要がある。
皮の見た目は似ているが、唐千寿の方はオレンジの色移りがあるのに対してからすみはほぼ無色。
そして皮を剥がすと、唐千寿はよりオイリーさが目立ってテリッとした質感に。
からすみは皮を剥がしてもあまり変化がない。
開封前はパッケージに覆われていて気付かなかったが、見た目だけでも両者はまったく違うものに見えた。
・食感を比べてみた
両者を薄くスライスして食べ比べてみる。味の前に、まずは食感から言及していこう。
まず唐千寿。
ひと噛みした瞬間はねっちりとしているが、噛むとホロホロとほどけるような口溶けもあり、歯にはくっつきにくい。味がジュワッと染み出すようなオイリーな食感が特徴だ。
続いてからすみ。
口に入れた瞬間はドライに感じたのだが、噛むと驚くほどねっちりと歯にくっついて困惑した。だが調べたところ、水分が抜けた魚卵特有の油分とタンパク質による食感で、これこそがからすみの特徴のひとつらしい。
食べやすさは唐千寿の方が上だが、癖になるのはからすみ……といった印象を抱いた。
