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1000円の激安からすみ風珍味『唐千寿』は本物の代わりになるのか? 見た目・食感・味を徹底比較してみた

1000円の激安からすみ風珍味『唐千寿』は本物の代わりになるのか? 見た目・食感・味を徹底比較してみた

・味を比べてみた

最後は、唐千寿とからすみの味の違いについて見ていこう。

まずは唐千寿。

塩味が強く、燻製っぽい味と香りの中に魚卵の旨味がしっかりある。日本酒によく合いそうな味だ。

ただしちょっと目立つのが、卵黄の味。明らかに海の幸とは異なる陸っぽい味が混ざっていて、からすみ好きにとっては雑味に感じる可能性もある。

味の奥行きはあまり感じないが、値段を考えれば普通に美味しい。

続いてはからすみ。

まるで乳製品のようなまろやかさと凝縮された旨みが一気に押し寄せてくる。

ひと噛みした瞬間から脳汁が出るような幸福感があり、風味の深さが段違い。適度な塩味と旨味のバランスがよく、珍味として人気な理由がよくわかる。

これぞ日本三大珍味、文句ナシで美味しい!

・「からすみ風」はもったいない?

以上、唐千寿と本物のからすみを比較してみたが、特に味に関してはかなり違いがあると感じた。

後ほど企画を知らない夫にも食べてもらったところ、唐千寿は「魚臭さが少なく、味も歯ざわりもサッパリしていて食べやすい」、からすみは「魚臭いしねっちょりし過ぎて苦手かも」とのこと。

魚介が苦手な人にとっては、唐千寿の方が美味しく感じるようだった。

「からすみ風」と言って売り出すと、購入層は必然的にからすみ好きが中心になる。

期待して食べるとどうしても物足りなさを感じてしまうが、前述した通り唐千寿は “からすみとは別物” として普通に美味しい。比較されやすい形で売り出すのは少しもったいないような気もした。

とはいえ、初めて手に取る人にどう伝えれば特徴が伝わりやすいのかと考えると、難しいのだが……。

とにもかくにも、個人的には燻製風の味付けも魚卵と卵黄の組み合わせも好きだったので、気軽に食べられる魚卵のおつまみとしてこれからも唐千寿を楽しむつもりだ。

参考リンク:杉野屋与作『からせんじゅ(唐千寿)』
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

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