8月4日にはロッテ・益田直也が通算250セーブを達成。阪神・佐藤輝明は通算150本塁打まであと3本、巨人・丸佳浩も2000安打へ着実に歩みを進めている。
順調にカウントダウンを進める選手がいる一方で、シーズン後半に入って急にペースが止まったレジェンドたちもいる。
数字だけを見れば「あと少し」に見える記録が、なぜここまで遠くなるのか――2026年のNPBは、その残酷な現実を浮かび上がらせている。
■ 今季、節目の記録に到達した選手たち
今季は、ロッテ・益田直也が8月4日に通算250セーブを達成し、ソフトバンク・柳田悠岐も通算300二塁打に到達した。阪神・佐藤輝明は通算150本塁打まであと3本、巨人・丸佳浩も2000安打まであと59本と、節目の記録へ順調に歩みを進めている。
一方で、その歩みがシーズン後半に入って鈍り始めたベテランもいる。数字だけを見れば「あと少し」に映る大記録が、なぜ止まってしまうのか。
■ 宮西尚生と山﨑康晃――勝ちパターンから外れると記録は止まる
しかし今季は、救援陣の再編や若手投手の台頭によって、ホールドがつく場面での登板機会が減少している。41歳となった現在も貴重な中継ぎ左腕であることに変わりはないが、「投げればホールドが増える」という立場ではなくなってきた。
より深刻なのがDeNA・山﨑康晃だ。
一時は抑えに返り咲き、通算250セーブまであと4に迫った。しかし、2試合連続セーブ失敗を経て7月上旬に登録抹消。8月現在も二軍調整が続いている。
250セーブという数字は目前にある。それでも、マウンドに立てなければカウントダウンは止まったままだ。中継ぎや抑えの記録は、先発以上に「どんな役割を任されるか」に左右される。その厳しさを、宮西と山﨑の現状が物語っている。
【関連】2,500安打は"花道"か、それとも続投か――坂本勇人を巡る巨人最大の難題
