大阪・中之島に佇むリーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション29階の「レストラン シャンボール」。2025年にIHGホテルズ&リゾーツ初の「ヴィニェット コレクション」として新たなスタートを切った同ホテルを象徴するフランス料理店です。シャンボール城をモチーフにした優雅な空間と、季節限定ランチコース「Menu Déjeuner(ムニュ デジュネ)」の魅力をご紹介します。
大阪でフランスの古城を感じる「レストラン シャンボール」

扉を開けると、落ち着いた照明とクラシカルな雰囲気に包まれます。

店内にはホテルが大切に受け継いできた美術品が飾られ、まるで小さな美術館を巡っているような気分になります。

展示されている作品には作者名や作品名のプレートも添えられており、料理を待つ時間も楽しみのひとつです。
季節の食材を楽しむフレンチランチコース

今回いただいたのは、期間限定のランチコース「Menu Déjeuner(ムニュ デジュネ)」。(内容は期間限定*約2か月毎の変更ですが、コース自体は通年提供されています。)
料理が始まる前、テーブルに置かれていた器にもシャンボールらしいこだわりが感じられます。シャンボール城を思わせるような金色の輝きを放つオリジナルの皿に、これから始まるフレンチへの期待が高まります。

最初に登場したのは、ガラスプレートの下に梅雨の情景を映し出した「卓上を彩る小さなスターター」。
小さな器の中に季節の世界観が広がる、手で楽しむフィンガーフード3品です。
・マンゴーソースを合わせたフォワグラのテリーヌは、濃厚なコクの中に爽やかな甘みが広がります。
・牛肉と鴨肉のパテは、香ばしい生地としっとりしたパテの食感が印象的。
・白身魚のプランダードを春巻きの皮で包んだ一品は、軽やかな食感がアクセントになっていました。
ひと口サイズながら、それぞれ異なる食感や味わいが楽しめ、これから始まるコースへの期待が高まります。

前菜は、「シマアジのマリネと泉州水なすのミルフイユ仕立て トマトのクリアなエッセンスと共に」。
水なすやシマアジの上には、透明なトマトのエッセンスがシート状に重ねられ、繊細な層を描いています。みずみずしい水なすの食感とシマアジの旨みに、トマトの爽やかな酸味が加わり、夏らしい軽やかな一皿に仕上げられていました。

魚料理は、「スズキと夏野菜のタンバル仕立て フヌイユのコンポートとスープドポワソンのソース」
魚介の旨みを凝縮したスープ・ド・ポワソンのソースが、ふっくらとしたスズキを包み込みます。添えられたズッキーニは驚くほど甘く、魚料理に夏らしい彩りを添えていました。
上にはフヌイユ(フェンネル)やウイキョウの花、魚の旨みを含ませたバターチップ、細かく砕いたパイ生地が重ねられ、香りや食感の変化も楽しめる一皿です。

メインは「仔羊背肉のロースト スパイス風味 黒オリーブのジェとアリッサ風パプリカのクーリーを添えて」
香ばしくローストされた仔羊はやわらかく、クセの少ない味わい。黒オリーブのジュとアリッサ風パプリカのクーリーが、ほどよい酸味と辛みを添え、夏らしい一皿に仕上げられています。
付け合わせは、万願寺とうがらしをくり抜き、白いんげん、リコッタチーズ、白身魚のムースを詰めたもの。
表面は「サラマンダー(上火調理器)」で香ばしく焼き上げられ、じゃがいもや玉ねぎ、ルッコラとともに彩り豊かに盛り付けられていました。辛みと酸味を利かせたメリハリのある夏らしい味わいに仕上げられています。

料理に合わせて提供されるパンは、プチフランス、ミルクパン、カンパーニュ、ブリオッシュの4種類。フランスから直送されるボルディエの無塩バターとの相性もよく、パンの時間まで楽しめます。

