科学はキッチンの中にある――「食」から広がる学びをこれからも

紅茶を冷やすと見た目が変わる。レモンを加えると、また違った変化が生まれる。普段は何気なく口にしている食べ物や飲み物も、「なぜだろう?」という視点で見つめてみれば、身近な科学の入り口になります。
「ひんやり♡ティーマジック実験室」で子どもたちが体験したのも、そんな日常の中に隠れている不思議でした。自分の目で見て、香りを確かめ、味わって、気づいたことを研究ノートに書き留める。その一つひとつの体験が、「もっと知りたい」「自分でも試してみたい」という次の好奇心へつながっていきます。
そして、その好奇心に寄り添ったのが、日頃から「食」を学んでいる大学生たちでした。大学で得た知識を地域の子どもたちへ届け、子どもたちの反応から学生自身も学んでいく。大学、科学体験施設、企業がそれぞれの強みを持ち寄った今回の取り組みは、食育だけでなく、人と人との交流から生まれる学びの形も感じさせてくれます。
中岡ゼミでは、これからも「食」を入り口に、科学を楽しく学べる活動を続けていくとしています。キッチンにある身近な「なぜ?」から始まった小さな発見が、いつか大きな興味へと育っていく。そんな学びのきっかけが、これからもさまざまな場所へ広がっていくことを期待したいですね。
素材提供:十文字学園女子大学
十文字学園女子大学 概要

十文字学園女子大学は、埼玉県新座市にキャンパスを構える女子大学です。今回のワークショップを担当した人間生活学部 食物栄養学科では、専門知識と豊かな人間性を備えた管理栄養士の養成を目指しています。研究室では地域社会や企業と連携した学外活動にも取り組み、食育イベントの企画・運営やレシピ開発などを通して、学生が専門的な学びを実践へつなげています。
