5. ラーメン二郎 沖縄店
ラーメン二郎沖縄店は2026年6月20日(土曜日)にプレオープンし、2026年6月21日(日曜日)にオープンした。沖縄都市モノレール「ゆいレール」の牧志駅から徒歩10分ほどで到着する。壺屋という地域にあり、カフェや居酒屋が多くある楽しい地域だが、国際通りほど騒がしくなく「ワクワクとマッタリ」の双方を感じる雰囲気が良い地域である。
さっそく麺をサルベージしてズズッとすすれば、味覚に衝撃波が訪れる。おそらく、すべてのラーメン二郎のなかでトップクラスのまろやかさ! この世のものとは思えない「まろみ」なのである。醤油の薫りと独特の旨味だけを強調し、そこにアブラのまろやかさが付加されている感じである。醤油感に塩味(えんみ)のトゲが皆無! 最高オブ最高! つまりパイパティローマの女神レベルで包容力がハンパない!
「ラーメン二郎 沖縄店」(沖縄県那覇市壺屋1-6-16)
6. ファミンチュ(ファミリーマート)
沖縄のファミリーマートは、ファミンチュの愛称で知られており、数々の沖縄限定グルメが楽しめる。サーターアンダギーといえば、砂糖たっぷり生地をカラッと揚げてハードタイプに仕上げたもので、硬めでありながらホロホロと崩れていく食感が甘美なるもの。ファミンチュのサーターアンダギーはお店で揚げているため、まさに揚げたてスタイル。保存に長けたサーターアンダギーだが、揚げたてだからこそ感じられる「甘味とともに広がる薫りの良さ」がそこにある。
ファミンチュが本気で沖縄そばに向き合ったら、いったいどうなるのか? その答えが「ファミンチュそば」にある。もはや名称からしてファミンチュの自信を感じられるものであり、「沖縄そば食べたい」という欲求を満たしてくれるもの。まず麺が良い。沖縄そばの魅力に麺の食感があるのだが、バキボキ過ぎない、絶妙なバキボキ食感が絶妙すぎて感動。具に関しても、このファミンチュそばを考えたファミマシェフのセンスが光る。そう、良い沖縄そばは具がシンプルだったりする。徹底的に麺とスープを楽しめる一杯であり、間違いない沖縄そばだ。
「ファミリーマート 国際通り牧志駅前店」(沖縄県那覇市牧志3-13-23)
7. OKINAWA SOBA EIBUN
ここの沖縄そばは、従来の沖縄そばの「域」をブチ破るような、独自性に富んだ沖縄そばを創造し続けている。お店に行ってみると、炎天下の猛暑だというのに、かなりの行列ができていた。事前にインターネット上で予約することも可能だが、筆者は予約していなかったため、素直に並んだ。並びながら無料の水を飲むことも可能。灼熱の沖縄において、行列に並んで野外に長時間いる行為はライフを削るようなもの。水、かなりありがたい。健康のためにも遠慮せず飲みたい。
さっそくヤサイマシマシ系の沖縄そばを食べる。うまい、うますぎる。どうして筆者がヤサイ系の沖縄そばが好きなのかを語ろう。沖縄そばの柔らかく旨味が濃い汁は、フーチバーやネギなどの薫り高く「ほんのり苦味がある野菜」と相性が良いのである。それら野菜の苦味と薫りが、汁の旨味と甘味、そして麺の小麦感を引き立ててくれるのである。これがもう、永遠に食べ続けられそうなくらい絶品。フーチバー麺は食べるたびに薫りが広がる。いい、このフーチバー濃度、確かに今までの沖縄そばにはないかもしれない。
「OKINAWA SOBA EIBUN」(沖縄県那覇市壺屋1-5-14)
8. ステーキハウス88
沖縄で有名なステーキハウスレストランといえば「ステーキハウス88」グループ。ここのステーキ、観光客からも絶大な支持を得ているが、皆さんは食べたことがあるだろうか。沖縄県でもっとも賑やかな繁華街・国際通りには複数のステーキハウス88がある。今回オーダーした料理はガーリックバターステーキ。なぜこれをオーダーしたのか? それは、ステーキハウス88経験者から「ステーキにバター乗せるとゲキウマ」と教えてもらったから。なのでガーリックバターステーキ。
そして目の前にやってきたガーリックバターステーキは、ビジュアルからして豪快だった。アイスクリームのような純白のバター。それがガッツリとステーキにのせられていた。その味、極めて甘美。ステーキはハードタイプながら、けっして硬すぎない、絶妙な硬度。柔らかすぎない点も素晴らしくて、食感を楽しみつつあふれる旨味を楽しめる仕上がり。そしてバターがステーキのおいしさを底上げしており、薫り高さにコクを付与して拍車をかける。確かに、ステーキハウス88のステーキはバターをのせるとゲキウマ度がブチ上がった。うまい、うますぎる。
「ステーキハウス88 国際通り店ANNEX」(沖縄県那覇市牧志3-1-6 勉強堂ビルB1F)
9. 歴史を刻め 沖縄
沖縄県には、いにしえより数多くのラーメン二郎インスパイア系ラーメン屋が存在する。たとえば「らーめんふぁんくらぶ 歴史を刻め 松山店」は2019年にオープンし、いま現在も絶大な支持を得ている人気店だ。その味、極めて風味絶佳。この世のものとは思えないまろやかなアブラと、それを含む濃密濃厚スープ。そこに浸るのはクタクタヤサイと極厚ブタ。今回はアブラマシなので、別皿のアブラを追加すれば、そのなめらかさに拍車がかかる。
スープはドロッと濃厚なのに塩味がまろやかで、旨味が際立つ仕上がりなのも素晴らしい。そして麺、これもまた極まっている。ワシワシ麺なのは確かだが、単に食感がハードなわけじゃあない。クニュ感とワシワシ感が共存している「ありえない食感」がそこにある。ありえない麺がありえている。つまり麺のイベントホライゾンともいえる現象。うまい、うますぎる。
「らーめんふぁんくらぶ 歴史を刻め 松山店」(沖縄県那覇市松山2-6-1)
10. mana
入店してみると、優しく穏やかな店員さんらが出迎えてくれた。店内は極めて広く、そして涼しく、なにより癒やしの内装で心がホッとする。ランチタイムに伺ったところ、食事メニューとして「本日のプレート」(1600円)が用意されていた。野菜をふんだんに使用した、野菜のおいしさを追求した料理内容のようだ。ボリュームもありそうである。
着席すると、ラーメン二郎沖縄店が窓越しに見えた。ジロンチュにとって、これほどご褒美な風景はないのではないだろうか。目視で癒やされ、オーガニックヴィーガン料理で癒やされる。最高オブ最高。待つこと数分、あまりにも美しいオーガニックヴィーガン料理がやってきた。そして、うまかった! 野菜・植物だけとは思えない、味と満足度。特に薬草ファラフェルはライスにもマッチして最高。ファラフェルは中東料理のひとつで、豆類を使用したヴィーガンに愛される料理。筆者も海外に行くとファラフェルをよく食べるのだが、ここのファラフェルはうまい。スタッフさんによると、独自にアレンジしてあるとのこと。うまいはずだ!
「mana」(沖縄県那覇市壷屋1-6-9)
国際通りの近くには名店が多い
正直、国際通りの近くには、観光客をターゲットとした観光客向けの飲食店が多い。それはそれでダメではない。ようは、食べた人・買った人が満足できればそれでいいのだ。商売として、客がたくさん来れば良いのだ。
でも、そうだとしても、しっかりと見定めて、地元民が愛する店に行ってみたい。それならば、今回の10選を参考にすると、きっと間違いない沖縄グルメに出会えるはずだ。
(執筆者: クドウ秘境メシ)
