雨水の発酵レシピ「発酵ごぼうのまるごと塩水漬け」とは?
まるごと塩水漬け発酵ごぼう
雨水におすすめの発酵レシピとして、「発酵ごぼうのまるごと塩水漬け」の作り方をご紹介します。その前に、発酵ごぼうとはどのようなものなのかをチェックしていきましょう。
発酵ごぼうの味やメリット
発酵ごぼうは、生のままのごぼうを食塩水に丸ごと漬けて発酵させた漬物です。あまり知られていませんが、実は、ごぼうは生のまま食べられます。生食が広がらないのは、生のごぼう独特の香りや風味が苦手な方が多いからでしょうか。
しかし、ごぼうを発酵させることでそれらが緩和されるうえ、乳酸菌による酸味でピクルスのような味わいになります。また、ごぼうのポリポリとした食感をそのまま楽しめます。
発酵ごぼうの健康効果
ごぼうの皮にはポリフェノールが豊富に含まれており、皮を剥かずに漬けることでごぼうの栄養を丸ごといただけます。また、ごぼうは、水溶性・不溶性食物繊維をバランスよく含み、腸内環境を整えてくれます。乳酸発酵によって増えた乳酸菌と、食物繊維の相性は抜群です。食物繊維が乳酸菌などの善玉菌のエサとなり、腸内の善玉菌をさらに増やしてくれますよ。
発酵ごぼうの保存期間、保存法
常温で乳酸菌を増やした後、冷蔵庫で1年ほど保存可能です。冷蔵保存以降は1年ほど保存ができます。冷蔵庫のなかでもゆっくりですが発酵しますので、たまにガス抜きをしましょう。
発酵ごぼうの注意点
ごぼうが浮いてきますが、常温発酵期間はフタを開けないでください。ごぼうが浮いても問題ありません。冷蔵保存中、塩水から浮いた部分が白っぽくなることがありますが、そこを拭って食べることができます。気になるようであれば切り落としてください。
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乳酸菌たっぷり!「発酵ごぼうのまるごと塩水漬け」のレシピ・作り方
乳酸菌たっぷり!「発酵ごぼうのまるごと塩水漬け」のレシピ・作り方
材料
・ごぼう 瓶に入る本数
・3%の食塩水
・瓶
作り方
1、瓶を煮沸消毒するか、アルコールで殺菌する。
2、【ごぼうを洗う】ごぼうの皮は剥かずに、土をきれいに洗い流す。あまり強くこすりすぎると皮が剝けてしまうので、優しく行う。
3、瓶に入る長さにごぼうをカットする。
4、瓶に詰める。
5、ごぼうの長さよりも3㎝ほどかぶるように3%の食塩水を注ぐ。
6、フタをして5日間ほど常温で乳酸発酵させる。(夏は3日、冬は5日間を目安にしてください)※雑菌混入を防ぐため、フタを開けないようにします。
7、常温保存が終わったら冷蔵保存に切り替える。その際、フタを開けてガス抜きをする。
食べかたのヒント
そのままお漬物としていただくだけでなく、千切りにしてサラダと和えたり、小さく刻んで食感のアクセントにしたり、カレーのつけあわせにしたり、工夫次第でいろいろと使えます。