春爛漫♡塩のみでつくる「乳酸発酵ピクルス」の作り方│春分(しゅんぶん)の二十四節気発酵レシピ

春分の発酵レシピ「塩のみでつくる乳酸発酵ピクルス」の作り方




春分の発酵レシピ「塩のみでつくる乳酸発酵ピクルス」

ピクルスとはお漬物のことです。これからご紹介するのは、塩だけで乳酸発酵させたピクルス。5%の塩水に好きな野菜を入れ、常温で発酵させます。鷹の爪やローレルなど、お好きなハーブと一緒に発酵させることも可能。冷蔵庫で半年ほど保存でき、料理に添えるだけで華やかになります。今回は、春らしいピンクのピクルスと、彩り野菜のピクルス2種類の作り方をご紹介します。

おすすめの食べ方

レタス、ドレッシングと和えてサラダにしたり、カレーに添えたり、毎日の食卓の彩りの一品として。

酸味が強くなってきたら、オリーブオイルをかけると酸味が和らぎ、食べやすくなります。

材料

・にんじん、きゅうり、新玉ねぎ お好きなだけ

・5%の食塩水

・お好きなハーブ(ローレル、カルダモン、ブラックペッパー)

・保存瓶

【下準備】

・保存瓶は煮沸消毒するか、アルコールで拭き除菌しておく。

・野菜をカットしておく。

作り方

1、瓶に野菜を詰める。

2、上から食塩水を野菜がかぶるまで注ぐ

3、スパイスを入れて蓋をして完成

※発酵の方法は下の「発酵のポイントとトラブルシューティング」にて記載しています

材料

・ビーツ

→程よくピンクに染まるように、さくら型に型抜きした6~7つのビーツで十分です

・大根 お好きなだけ

・食塩

・お好きなハーブ(ローレル、カルダモン、ブラックペッパー)

・保存瓶

【下準備】

・保存瓶は煮沸消毒するか、アルコールで拭き除菌しておく。

・野菜をさくら型に型抜きしておく

作り方

1、鍋にビーツをいれ弱火で加熱し、お水をピンク色に染める

2、ビーツを取り出し、ピンク色に染めたお水の容量を測る

3、2に食塩を足し5%の食塩水にする(あら熱をとる)

4、瓶に大根を詰める。

5、上からピンク色の食塩水を大根がかぶるまで注ぐ

6、スパイスを入れて蓋をして完成

発酵のポイントとトラブルシューティング




発酵のポイントとトラブルシューティング

食塩水なので、野菜が浮いてきます。塩水の下に沈めてカビから守りましょう。

おすすめは大根を大きくカットし、その下に野菜を沈める方法です。

フタをしたら常温で7日間(真夏なら5日~)ほど発酵させます。乳酸発酵し、ガスが出てくるので、3日おきくらいにガス抜きをしましょう。そのタイミングで味見をしても〇です。

常温で7日ほど経つと、表面に酵母被膜と呼ばれる薄い膜が張ります。味が落ちるので取り除きましょう。7日以降は冷蔵保存に切り替えます。より酸味があるほうがお好みであれば、数日おきに常温の日数を増やすことも可能です。お好みの酸味になったら冷蔵保存にすると、発酵が緩やかになり、長く楽しむことができます。

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乳酸発酵ピクルスのアレンジレシピ「生春巻きとヨーグルト塩麴ソース」




乳酸発酵ピクルスのアレンジレシピ「生春巻きとヨーグルト塩麴ソース」

生春巻きの材料

・ライスペーパー 数枚

中に入れる具

・乳酸発酵ピクルス

・パクチー

・水菜

・大根千切り

・スプラウト

・アボカド

作り方

ライスペーパーをお水で、両面濡らして、野菜を巻いていきます。

巻き方のポイント

・ライスペーパーには表裏があり、つるつるしている方が表です。表面を下にして巻いていきます。

・ライスペーパーに直接置いた野菜が目に見える部分になります。きれいに見えるようにイメージしながら野菜を置いてみてください。

ヨーグルト塩麴ソースの材料




乳酸発酵ピクルスを使った発酵レシピ ヨーグルト塩麴ソース

・豆乳ヨーグルト100g

・塩麹 大さじ1

・オリーブオイル 大さじ2

・白みそ 大さじ1

・ナッツ 少々

・エルブドプロバンス 少々(なくても〇)

・にんにく 1/2片

・ブラックペッパー 少々

作り方

ボウルにすべての材料を入れ、フードプロセッサーでソースにする。

このソースは生野菜をディップしても、たいへん美味しくいただけます。冷蔵保存で4~5日ほど持ちますので、ぜひ多めに作って楽しんでください!