春分の発酵レシピ「塩のみでつくる乳酸発酵ピクルス」の作り方
春分の発酵レシピ「塩のみでつくる乳酸発酵ピクルス」
ピクルスとはお漬物のことです。これからご紹介するのは、塩だけで乳酸発酵させたピクルス。5%の塩水に好きな野菜を入れ、常温で発酵させます。鷹の爪やローレルなど、お好きなハーブと一緒に発酵させることも可能。冷蔵庫で半年ほど保存でき、料理に添えるだけで華やかになります。今回は、春らしいピンクのピクルスと、彩り野菜のピクルス2種類の作り方をご紹介します。
おすすめの食べ方
レタス、ドレッシングと和えてサラダにしたり、カレーに添えたり、毎日の食卓の彩りの一品として。
酸味が強くなってきたら、オリーブオイルをかけると酸味が和らぎ、食べやすくなります。
材料
・にんじん、きゅうり、新玉ねぎ お好きなだけ
・5%の食塩水
・お好きなハーブ(ローレル、カルダモン、ブラックペッパー)
・保存瓶
【下準備】
・保存瓶は煮沸消毒するか、アルコールで拭き除菌しておく。
・野菜をカットしておく。
作り方
1、瓶に野菜を詰める。
2、上から食塩水を野菜がかぶるまで注ぐ
3、スパイスを入れて蓋をして完成
※発酵の方法は下の「発酵のポイントとトラブルシューティング」にて記載しています
材料
・ビーツ
→程よくピンクに染まるように、さくら型に型抜きした6~7つのビーツで十分です
・大根 お好きなだけ
・食塩
・お好きなハーブ(ローレル、カルダモン、ブラックペッパー)
・保存瓶
【下準備】
・保存瓶は煮沸消毒するか、アルコールで拭き除菌しておく。
・野菜をさくら型に型抜きしておく
作り方
1、鍋にビーツをいれ弱火で加熱し、お水をピンク色に染める
2、ビーツを取り出し、ピンク色に染めたお水の容量を測る
3、2に食塩を足し5%の食塩水にする(あら熱をとる)
4、瓶に大根を詰める。
5、上からピンク色の食塩水を大根がかぶるまで注ぐ
6、スパイスを入れて蓋をして完成
発酵のポイントとトラブルシューティング
発酵のポイントとトラブルシューティング
食塩水なので、野菜が浮いてきます。塩水の下に沈めてカビから守りましょう。
おすすめは大根を大きくカットし、その下に野菜を沈める方法です。
フタをしたら常温で7日間(真夏なら5日~)ほど発酵させます。乳酸発酵し、ガスが出てくるので、3日おきくらいにガス抜きをしましょう。そのタイミングで味見をしても〇です。
常温で7日ほど経つと、表面に酵母被膜と呼ばれる薄い膜が張ります。味が落ちるので取り除きましょう。7日以降は冷蔵保存に切り替えます。より酸味があるほうがお好みであれば、数日おきに常温の日数を増やすことも可能です。お好みの酸味になったら冷蔵保存にすると、発酵が緩やかになり、長く楽しむことができます。
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乳酸発酵ピクルスのアレンジレシピ「生春巻きとヨーグルト塩麴ソース」
乳酸発酵ピクルスのアレンジレシピ「生春巻きとヨーグルト塩麴ソース」
生春巻きの材料
・ライスペーパー 数枚
中に入れる具
・乳酸発酵ピクルス
・パクチー
・水菜
・大根千切り
・スプラウト
・アボカド
作り方
ライスペーパーをお水で、両面濡らして、野菜を巻いていきます。
巻き方のポイント
・ライスペーパーには表裏があり、つるつるしている方が表です。表面を下にして巻いていきます。
・ライスペーパーに直接置いた野菜が目に見える部分になります。きれいに見えるようにイメージしながら野菜を置いてみてください。
ヨーグルト塩麴ソースの材料
乳酸発酵ピクルスを使った発酵レシピ ヨーグルト塩麴ソース
・豆乳ヨーグルト100g
・塩麹 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
・白みそ 大さじ1
・ナッツ 少々
・エルブドプロバンス 少々(なくても〇)
・にんにく 1/2片
・ブラックペッパー 少々
作り方
ボウルにすべての材料を入れ、フードプロセッサーでソースにする。
このソースは生野菜をディップしても、たいへん美味しくいただけます。冷蔵保存で4~5日ほど持ちますので、ぜひ多めに作って楽しんでください!