線路沿い物件、騒音は?デメリットだけじゃなくメリットも。対策もご紹介

3. 線路沿いの物件選びの際のポイント

では、実際に線路沿いの物件を検討する際には、どういった点に注意すればよいか。チェックすべきポイントをご紹介します。

3-1. 電車の運行状況

路線によって電車の運行状況は異なります。一日に何本走るのか、時間帯による運行本数の違いなどを事前に確認しておきましょう。本数が多くないようであれば、騒音等があまり気にならないという可能性もあります。

また、始発と終電の時間も確認も重要です。貨物列車の運行がある場合は早朝や夜中も電車の走行音がする可能性があるため、このあたりも必ずチェックしておきましょう。

3-2. 線路と建物の位置関係

騒音や外からの視線、鉄粉や埃といったデメリットをすべて避けることは難しいですが、線路と物件がどういた位置関係になっているかによっては、デメリットが軽減される可能性もあります。

物件見学の際は、線路と建物の距離、バルコニーの向きや階数、居室の位置、特に寝室の位置は線路から離れていたほうが騒音の影響を受けづらくなるため確認しておきましょう。

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4. 騒音対策について

線路沿いの物件は、騒音対策が重要です。マンションの設備として、あらかじめ二重サッシが備え付けられている物件もありますが、より防音効果を上げるため、ご自身でできる対策も実施することもおすすめです。

まず、遮音性能の高いカーテンを選ぶことです。最近は様々な機能付きのカーテンが販売されていますし、設置も簡単です。音の対策だけでなく外からの視線へ対策や断熱などの効果もあるのもうれしいですね。

また、線路に面したお部屋の線路側の壁に、高さのある家具を設置すると音を遮断する効果があるためおすすめです。