土砂崩れ(がけ崩れ)は火災保険で補償される? 土砂災害時の考え方まとめ

まとめ

ここまで、土砂崩れの被害を受けた場合の火災保険の補償項目や保険金の請求方法について、解説してきました。

土砂崩れは、火災保険では「水災」という項目で補償されることになります。

火災保険で水災を補償するかどうかは、ハザードマップで火災保険の対象となる物件の水災リスクを確認してから判断しましょう。

一戸建てにお住まいの人は、土砂崩れの被害を受けると、家が倒壊するリスクもあるので、水災の補償を外す人は慎重に決断しておいた方が良いでしょう。

また、土砂崩れは、地震が原因として起きる場合もありますので、地震保険についても必ず入るかどうか検討しましょう。

火災保険の請求方法は、皆さんが思っている以上に簡単です。

自分で行うことは、損害があったことがわかる写真を撮影すること、事故があったことを保険会社または保険代理店に連絡すること、見積作成を業者に依頼することの3つです。

保険代理店によっては、丁寧に請求の仕方を教えてくれる会社もあるので、そういった保険代理店から火災保険を契約するとスムーズに保険金請求ができるでしょう。

火災保険とは?補償内容やおすすめの選び方、タイプ別の必要性をわかりやすく解説