医療費控除の申請方法


医療費控除の申請
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会社員は、通常、職場の年末調整で扶養控除や生命保険料控除などを申請し、税金の手続きをしますが、医療費控除に関しては確定申告が必要となります。ここからは、手続きについて見ていきましょう。

医療費控除の手続きに必要なものは

まずは、確定申告書と医療費控除の明細書が必要です。これらは税務署でもらえます。書き方が分からない場合は、税務署の職員に相談することもできますが、入力手順を案内してくれる「確定申告書等作成コーナー(国税庁HP)」がおすすめです。e-TAX(電子申告)なら紙での提出は不要ですが、会社員で利用しているケースは少ないでしょうから、その場合は、確定申告を印刷して税務署に持参、または郵送します。

医療費控除の申請に必要な書類
・確定申告書A
・医療費控除の明細書(申告書に付ける書類)
・医療費の領収書
・源泉徴収票
・本人確認書類

本人確認書類はマイナンバー、または、通知カード+免許証などとなります。

夫婦共働きの場合は、所得税率が高い方で申告すると税金の軽減効果が高まります。医療費控除を受けるのを忘れていたという場合は5年まで遡って申告することが可能です。

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まとめ

会社員は、確定申告が不慣れなケースが多いですが、意外と簡単にできるのでチャレンジしてみましょう。医療費控除は、ママの妊娠・出産費用だけでなく、家族が病院に掛かった場合や薬局で風邪薬を購入した場合なども合算できます。税の負担軽減分は、食事に行くなど家族が楽しめることに使うのも良いですね。