施術後の敵は紫外線!しっかりUVケア



翌朝、そっとテープを剥がしてみると、患部は元のシミよりひと回り大きなやけど痕のような状態になっていました。痛みはまったくなく、顔を洗っても染みることはありませんでした。洗顔後、処方された化膿止めの軟膏を患部に塗り、その上からガーゼと肌色のサージカルテープを小さく切って貼り付けました。小さな傷の手当と同じ要領です。

このサージカルテープは紫外線カットの役割があり、また肌に近い色なので目立たず、上からメイクすることもできます。マスク生活の今はテープを貼っていても人から見えないので、タイミングも最適でした。初回に処方されたビタミン剤は、施術の翌日から1日に3回ずつ服用を開始しました。

1週間後に再診すると、「順調ですね。あとは色素沈着しないことが大切なので、半年ほどはこのテープだけ貼っておいてくださいね 」とのこと。どうしてもテープを貼りたくないときは、UVカット効果の高い下地を塗り、その上から普段通りにメイクしています。

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まとめ

現在、施術してから約1カ月。レーザーを当てた痕は、シミと同じ大きさのやけど痕のように茶色くなっていますが、 日に日に色が薄くなりつつあります。色素沈着がなく通常に回復すれば、半年ほどで周りの肌と同じような色に戻るということです。あとは1カ月ごとに診察を受け、施術前の写真を比較し、経過を確認することになります。

施術後に服用を開始したビタミン剤の効果でしょうか。約2週間で、患部だけでなく顔全体が明るくなりました。通院やテープ貼りなどの手間はありますが、約20,000円でシミを取ることができて大満足でした。シミから逃げるのでなく、思い切って攻めたことで、鏡を見るのが楽しみになりました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)
美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。

著者/Akky(49歳)
1男2女の3人の母。愛読書は須賀敦子と村上春樹。書くことと読むことがライフワークのオタク系主婦。