看護師でブロガーの秋山はなさん。ブラック企業で働く旦那さんをマンガにしています。

秋山さんの旦那さんが転職を決意。働きながら日々勉強を続け、D社から採用試験に合格します。両親からは反対されたものの、旦那さんは気にせず転職を進めることに。職場の同僚には転職することを秘密にしていた旦那さんでしたが……。

旦那さんの転職に納得がいかない両親から、秋山さんのスマホに毎日のように長文のメッセージが届き、何も手につかない状態に陥った秋山さん。旦那さんと相談し、悪者を旦那さんひとりに絞る作戦で何とかやり過ごすことができました。

そのころ、旦那の職場では来年度の人事などが話題に。同僚たちが憂うつそうにしている中、旦那は心の中で「すみません、来年いないんスわ」とワクワク。しかし、実はある大きな心配事が……。













転職することを同僚に秘密にしていた旦那の心配事は、仕事10年分という大量の引き継ぎ。
引き継ぎが大事な仕事な割には、引き継ぐ時間と余裕がなく、早めにどうにかせねばと考えました。

中でも一番気がかりなのが、当時一緒に仕事をしていた新卒くんです。
まだまだ大学生気分が抜けない子なのに、旦那が退職するとひとりぼっちになってしまうのです。

そこで、新卒くんに「これからひとりでもできるように覚えていこう」と言いつつ、大事な仕事道具を「これ、全部あげる」と旦那。
お客さんの名簿や、今までまとめてきた資料データなども渡しました。

不安を感じた新卒くんは「異動発表まだされてないのになんでやっ! 何でそんなに教えてくるんですかーーー!?」と大慌て。

そんな彼も、引き継ぎをガンガンしたおかげか、旦那が退職した後は立派に仕事ができているそうです。
退職する際は早めの引き継ぎを進めるべしですね。

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同僚の退職や転職は、職場の士気や取引先との関係にも影響します。会社を辞めることが正式に決まっても、それを同僚や周囲に軽々しく言うのは避けたほうが良いですよね。周囲に退職を知らせるタイミングは、会社や上司と相談して決め、それを守ることが大切。そうしながらも、きっちり引き継ぎをやり切った旦那さんは、なかなかすご腕と言えそうです。

著者/秋山 はな(37歳)
地味に個性的な三姉妹を育てるママ。ワンオペ暗黒時代からイラストを発信している。現在はパート看護師×イラスト×ブログで忙しい毎日を送っている。夫は転職に向けて燃えている。Instagram:@999floweryukka