70歳の古希祝いで贈りたいプレゼント例を紹介!相場金額や気を付けたいマナーも解説

古希祝いとは、70歳を迎えた節目のお祝いのことです。この記事では古希祝いの相場やおすすめのプレゼント、古希祝いに関するマナーを解説します。相手別で解説しておりますのでぜひ参考にしてみてください。

古希祝いにプレゼントするお金以外の品物例

次に、現金ではなく品物を古希祝いとして贈る際に、どのような品物が良いのかを紹介します。長寿祝いには前提としてイメージとなるカラーがつきものです。還暦のカラーは「赤」ですが、古希祝いのカラーは「紫」です。これは、陰陽五行で最高位を表す色であり、高貴で位の高い方だけに許された色が紫であることに由来するといわれています。つまり、古希祝いでは年配の方への敬意を表す色として用いられているのです。これを踏まえ、プレゼントの一例を見ていきましょう。

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時計

古希祝いで人気なのが置時計です。名前やメッセージ、写真を入れるなどのサービスを利用してオリジナリティを加え、世界にひとつだけの記念品にするのも良いでしょう。素敵な置き時計をすでにお持ちの場合は、腕時計を検討してみてもいいかもしれません。

財布

新たな門出を祝うという意味を込めて、財布をプレゼントするのもおすすめです。内側や表面にワンポイントデザインで紫が入っているものを選ぶと、古希祝いであることが伝わりやすいでしょう。

アクセサリー

女性へのプレゼントには、アメジストをはじめとした紫系の宝石を使ったアクセサリーがぴったりです。普段身に着けやすいネックレスやイヤリングなどを選ぶと長く使ってもらえるでしょう。見た目で迷ったら、一緒に選びに行くのも良いですね。

洋服

落ち着いた色合いである紫は、洋服にも取り入れやすい色のひとつです。季節によって紫色のシャツやセーターといった上着をプレゼントするのも良いでしょう。長寿祝いといえばちゃんちゃんこですが、老いて見えるからと快く思わない方もいます。洋服ならちゃんちゃんこの代わりとして十分ですし、贈られた側もおしゃれの幅が広がります。

お酒

古希祝いに、相手が好きなお酒を渡すのもおすすめです。ボトルやラベルに名前・メッセージを入れるサービスを利用してみたり、お酒とグラスがセットになった商品を購入してみたりするのも良いでしょう。

旅行

食事やホテルなどをすべて手配し、旅行に誘うことも素敵なプレゼントになります。日程を調整して一緒に旅行に出掛ければ、家族で過ごす時間や経験がかけがえのない思い出となることでしょう。

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古希祝いについて気を付けたいマナー

ここでは、古希祝いを贈る際に注意すべきマナーについて確認しておきましょう。

まず、贈ってはいけないとされる品物を紹介します。基本的によくないとされているのが、「死」や「苦」を連想させる櫛や、手切れ(別れ)を連想させるハンカチです。ほかに弔事で使用するお茶も、お祝いの品物にはふさわしくないとされていますので、贈らないよう注意してください。

続いて、お金やお祝いの品を包むのし袋(紙)についてです。お祝いの気持ちを表すためにも、「のし(右上の飾り)」付きで、紅白または金銀の蝶結びの「水引」をかけてお渡しします。表書きには、「古希御祝」「祝古希」「御古希御祝」などと書き込みます。その下に自分の名前を書きましょう。複数人からの贈り物の場合は「○○一同」と記します。基本的には祝いの会で手渡しするのが良いですが、難しい場合はその会の前日までに届くように送りましょう。

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