娘から「保湿が足りないんじゃないの?」とひと言

毛穴を相手に悪戦苦闘している私を見て中学生の娘がひと言、「保湿が足りないんじゃないの?」。……え、保湿なの?

それまでの私のスキンケアは、ベタつくのが嫌で化粧水と乳液だけ。突っ張らなければいいやと思っていたので必要最低限の量を塗る程度でした。それに比べて、娘は化粧水、美容液、ジェル、ワセリンといった感じで、スキンケア後は顔がテカテカ。私の肌はサラサラで、それが心地良かったのですが、毛穴の開きの原因はそこにあるんじゃないの?と娘は言うのです。

そういえば、エステサロンに通っていたとき施術の最後に基礎化粧品を塗ってもらっていたのですが、顔がテカテカ、ベトベト状態でした。サラサラした肌触りが好きな私は、そのテカテカ、ベトベトをティッシュで拭き取っていたのです。テレビやネットでも基礎化粧品のCMでテカテカするほど塗っている画像をよく見かけますが、大げさにしているとばかり思っていました。

しかし、もしかしたらそんな私のスキンケアへの思い込みは間違いだったのかもしれない。そう思った私は、それからは化粧水の後の乳液はたっぷりと使い、娘のすすめに従ってワセリンでフタをするようにしました。

最初のうちはベトベトが気になったのですが、そこは毛穴のために我慢。すると、朝起きると顔のベトベトはなくしっとりしていることに驚きました。昼間はベタつきを少なくするため、ワセリンの代わりに娘おすすめのクリームを塗るようにして保湿。

夜のスキンケア後のベトベトは気にならなくなり、逆にテカテカ、ベトベトの状態が毛穴の改善への期待からか心地良く感じられるようになったのです。保湿をしっかりおこなうようになって半年ほどで、毛穴の開きが改善しました。

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まとめ

どんどん広がる毛穴の開き。いろいろ試してもなかなか効果が出ず諦めていましたが、娘のひと言で保湿をしっかりおこなうことで半年で改善されました。たかが保湿、されど保湿! アンチエイジングの基本は保湿だと実感しました。これからしっかり保湿ケアしていきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)
美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。

著者/川口まみこ(52歳)
中高生2児の母。バブル真っ最中に社会人になり、仕事もプライベートも充実。肌と体のケアには無頓着で不規則な生活送る。そのツケが今になって現れ、美容と健康を取り戻そうと頑張るアラフィフ。猫になりたい。