徐々に快方に向かっていった

本業である会社も副業も休んだので収入面で不安でしたが、家でのんびり過ごすことで支出を抑えることができ、何とかお金の面ではやりくりをしていました。

仕事を休んでからは、ひたすらベッドで寝たり横になっていました。すぐに眠くなるので、1日15時間ほど寝ていたかもしれません。半年分の薬を処方されていたので、なかなか産婦人科を受診する気にもならず、自宅療養を3カ月間続けました。

散歩をしたり、薬も忘れずに飲み続けていましたが、眠気は治まらず3カ月間ほぼ毎日寝ていました。ここまで寝ていると更年期とは違うのかもしれないと思い始め、ネットで更年期と眠気について調べていました。すると、医療系のサイトで更年期の人でどうしようもなく眠気が襲ってくるときもあると書かれていました。

複数のサイトに書かれていたので、医師が言ったことは正しかったのだと思い、引き続き薬の服用と気分転換に散歩を続けました。3カ月がたったころから少しずつ体が動くようになり、簡単な仕事もできるようになりました。また、気持ちが落ち込むことも減り、心も軽くなりました。

あれだけ体が重くて、ベッドから抜け出すことが大変だったのに、少しですが仕事ができるようになったことがとてもうれしかったことを覚えています。

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まとめ

眠くて仕方がないと産婦人科医に相談したところ、更年期と関係があるかもしれないとのことで、薬をしっかりと服用することと散歩を始めました。3カ月たっても良くならず心配しましたが、その後ほどなくして少しずつ体を動かせるまでに回復しました。

たかが更年期と思っていましたが、更年期の症状をしっかりと受け止めて、医師に言われたとおり薬を服用することと休むときはしっかり休むことが大切だと身に染みました。これからは自分の体と対話しながらメンテナンスしていこうと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

著者/Y.N.(46歳)
大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。