理解してもらえない病気

病名がわかって薬をもらい、2~3日休んでから仕事に復帰し、普段通りの生活を送れるようになるまで回復しました。しかし、昼間でも激しい眠気が襲ってきたり、喉周りが腫れて熱っぽくなったりという症状が現れます。お風呂で頭を洗っていると、髪の毛がごっそり抜ける、やる気が出ない、落ち込みやすいといったこともありました。

一番つらいのは、病気の認知度が低いためか、理解してもらいにくいということです。「ただサボりたいだけじゃない?」「病は気からだよ」と言われることがあり、弱音を吐いているだけの人に見られることも……。

それでも、症状があるときは我慢や無理をせず、休めるときに休むことにしました。長く付き合っていかないといけない病気なので、「無理をしては悪化させるだけだ」と自分に言い聞かせています。

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まとめ

橋本病にかかってから8年ほどたち、引っ越しを機に病院を変え、専門医のもとで治療を続けています。相変わらず調子の悪いときもありますが、一番近くにいる家族が理解していて、助けてくれるのでとても心強いです。これからも規則正しい生活をし、趣味や好きなことをして自分の機嫌を取ってあげることも大切だと思いました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

文/りくえま

著者/ウーマンカレンダー編集室
40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!