「必ず幸せにします」

「僕たちは、もちろん伝統を軽んじてはいません。でも名付けたい名前があって、その思いを優先したいと思いました。伝統に負けないくらい、しっかりとこの娘を幸せにします」と。私はその光景を見て「かっこいい」と素直に思いました。

父の弟も家系由来の名前です。それでも伝統よりも自分たちの思いを優先し、わが子の幸せを願って付けた名前に誇りと愛情を持っているという言葉に心を打たれたのです。曽祖父や曽祖母たちも、その意志の強さにその後言葉を返すことはありませんでした。そのとき生まれたいとこは、今でも幸せに成長しています。

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まとめ

私は、伝統を大切に守り抜くべきだという家柄も愛しています。父の弟もそれをわかっていたはずです。しかしそれを上回るくらいの気持ちがあったときに、自分の意志を優先するための覚悟を見た気がしました。私も何かを覆してでもやりたいことがあったときに貫ける覚悟を持てるような人間になりたいと思いました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

文/土井らん

著者/ウーマンカレンダー編集室
40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!